岡田さんに淹れてもらおう!
それではバリスタの岡田さんに、コーヒーのハンドドリップの淹れ方をお聞きして行きます。
それでは始めて行きますね。
まず豆を16gで量ります。
おお、結構行きますね。
これをハンドミルを使い、中挽き~中細挽きくらいに挽いていきます。
コーヒー豆は挽き目があり、ご自宅でドリップする際には、中挽き~中細挽きくらいが適しています。
そのためここを狙って挽いていきます。
細かく挽くのと、粗く挽くのとでは濃さが変わってきますよ。
へぇ〜。挽き目で結構変わるんですね。
そうなんですよ。なので調整しながら挽いていくんです。
では次にドリッパーを用意します。先ほど浜田さんはティーインフューザーで浸していましたよね。
本来はドリッパーにペーパーを入れて、ここに挽いた豆を入れます。
こうして上からお湯を注ぐことで、粉が落ちずに液体だけを落とすことが出来ますよ。
なるほど!でもこれは知らないと分からないですね(笑)
そうですよね(笑)ちょっと難しかったかもです。
次にお湯を入れますが、お湯は93度以上は欲しいですね。またお湯は豆の16gに対して15倍の量(240g)を注いでいきます。
そしてこの時タイマーを使い、3分以内に4回ほどに分けてお湯を注いでいきます。
えーー!凄っ!細かいですね!
浜田さん、次はこの手順で実際にやってもらいますよ。
えっ。嘘でしょ…。数字が多くて覚えられません(笑
お店で出すときなどは細かくやらないと、安定した味が出せないんですよね。ただ、家でやるときはあまり気にしなくても大丈夫ですよ。
お湯を注ぐとコーヒーのいい香りが強く漂ってきました。
あー、いい匂い!
ドリップは最後まで落としちゃっていいんですか?
僕は最後まで落としちゃいますね。深煎りとかだと抽出時間が長くなるとイヤなものが出てしまうのですが、これは大丈夫ですね。
話しているうちにちょうど落ちきりましたね。これで完成です!
試飲して味を比較してみよう!
カップに入れますね。あ、これすごくキレイ!
ぜひ試飲してみてください。
いただきますね。
全然違う!!味が全く違う!別の飲み物の味がします(笑)
香りや香ばしさが強い。ちゃんとコーヒー粉が溶けてます!
でた!浜田さんの溶ける理論(笑)
浜田さんに実際に淹れてもらおう!
では今度は実際に淹れてみましょう!
まずは16gで豆を量って挽いていきましょう。
先生、わかりました!
すでにいい匂いがしますね!
次はえーっと。マグカップを合体させて、この紙をセットしてと。
おお!いいですね!
ではペーパーの周りに少しお湯を注いで温めて、コーヒー粉を入れていきましょう。
今のところは順調ですね!
いい感じです!では3分以内に240gのお湯を入れますが、まずは30gくらいまで入れましょうか。
わかりました!フォローお願いします!
ストップです!
あ゛!量り見てなかった(笑)
ちょっと入れすぎましたが大丈夫です!
次行きましょう。次は量りが100gになるまでですね
おお!ピッタリ!
おおおおお!やりました!
モノにして来てますね!
上手くなってます!次は1分10秒くらいなったら170gまで、その次は1分50秒くらいになったら240gまで入れれば完成です!
数字が多い(笑)とにかくわかりました!
その後無事にお湯を注ぎきり、あとは待つだけ。
確実に技術をものにしていますね!
ほぼ時間ピッタリに終わりました。完璧ですよ!
おお!凄いじゃないですか!
やりました!あとはカップに注いで完成ですよね。
バッチリ完璧に決めた浜田さん。さすがですね!
どうですか、コーヒードリップ。意外に行けそうな気がしません?
いや全然。
えっ!!
ここまでやって全然なんですか(笑)
……
でもあまり時間とか量ったり、こだわらなければ行けそうじゃないですか?
それなら出来そうですね!
ああ、良かった…。
自分で淹れた珈琲を飲んでみる
ついに自分で豆からコーヒーを淹れることが出来た浜田さん。
お味の方はどうでしょうか。
あ~、違う。美味しい!豆自体がいいんですかね?
これは僕が自分で選んで、無農薬で作っているから優しい味になりますよ。
試飲してみたところ、いい感じに出来てます。これでもう自分で淹れられますね!
ですね!なんとかなりそうな感じです!
今日の感想について
──────浜田さん、本日初めてドリップをしてみていかがでしたか?
私が最初に淹れたのが意外にコーヒーみたいになってて、ビックリしました。
でもその後、しっかりした淹れ方を飲んで違いに驚きましたね。
コーヒーって奥深さってやつでしょうか。それを垣間見れた気がします。
──────岡田さんはいかがでしたか?
僕は普段当たり前のように淹れているので、初心者ならではの発想が斬新で面白かったですね。
あ、そういう風に考えるんだって。新しい気づきがあり楽しかったです!
ひつじの珈琲タイム編集部も新しい発見もあり、いい時間を過ごせました。
この度はお二人ともありがとうございました!
今回使ったコーヒー豆について
本日は岡田さんが展開しているブランド「DREAMERS COFFEE」からコーヒー豆を使わせていただきました。
豆自体が美味しく、クオリティが高いものとなっています。
気になった方はぜひ上記のリンクから試してみていただければと思います。