こんにちは。編集部のsoraです。
今回私はコーヒーのカスを使って色染めする、コーヒー染めというのをやってみました。
大変ではありましたが、楽しみながらできる染色方法だと思いましたね!
何を染めたのか、どんな工程なのかを詳しくお伝えしているので、興味を持たれた方はぜひ挑戦してみてください。
それではまず、なぜ私がコーヒー染めをやろうと思い立ったのかお話します。
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もくじ
愛用しているシミだらけのエプロンをお洒落にしたい
私が持ってる白いエプロン、長年使っててシミだらけ……洗濯しても落ちないんですよね。
愛着があるから捨てたくないなぁ。
そういえば、コーヒーのカスで衣類とかを染められるって聞いたことあるな。
その方法なら、シミが目立たなくなってお洒落なエプロンになるかも?
うん、これは名案だ!さっそくコーヒー染めでシミ付きエプロンのリメイクに挑戦だ!
コーヒー染めをひとりでやるのは大変なので有志を募ってみた
さっそくコーヒー染めのやり方を調べてみたけど、ひとりでやるのは大変そう。
こんなときは助っ人を呼ぶに限る。
もしもし、助手くんたち?コーヒー染めやるから今から集合で!なんか染めたい物があれば持ってきてもいいよ。
OKです。じゃあ何か適当に持っていきます。
面白そうなのですぐに行きます!
軽い気持ちで呼んだ助手が、染めたい物を色々持ってきたぞ
\ピンポーン/
soraさーーーーーーーーーん!!
お疲れ様です。2号、来ました。
バサバサバサ……!!
なんかいっぱい持ってきた・・・
持ってきて良いとは言ったけど量を考えてくれよ笑
あ!ひつじのトートバッグもあるじゃん!これも染めるの!?
はい、色違いがほしいけど1色しか売ってないので。この機会に染めちゃいます。
なるほどね。じゃあ早速準備しますか!
おーーーーー!
浅煎りと深煎りで2パターンやってみる
実験大好きひつじの珈琲タイムの編集部。ただ染めるだけでは面白くない!
ということで、今回は「浅煎り・深煎り」の2種類のコーヒーカスを使って、染まり具合の違いも比べてみようと思います。
コーヒー染めの作業で必要な手順と準備物
- コーヒーのカス(浅煎り・深煎り)
- 水
- 塩
- バケツ
- 鍋
- ゴム手袋
- 箸 or トング
- トレー
- ザル(カスをこす用)
煮て染める手順(布系の物を染める場合)
STEP1.コーヒーのカス大さじ3杯:水1Lを用意
STEP2.コーヒーのカスから濃いめの抽出液をつくる
STEP3.抽出液に染める物を投入し、煮立たせない程度の温度で10分ほど煮る
STEP4.色止めのため塩を投入し、さらに20分ほど煮る
STEP5.取り出して水でしっかり洗い、干して乾かす
抽出液に浸けて染める手順(布系以外の物を染める場合)
STEP1.コーヒーのカス大さじ3杯:水1Lを用意
STEP2.布染めよりもさらに濃い抽出液をつくる
STEP3.濃いめの抽出液ができたら、ジップロックに移して染める物を投入
STEP4.色を見ながら10~30分ほど浸す
STEP5.取り出して乾かす
コーヒー染めする物
助手が色々持ってきてくれたので、浅煎りと深煎りに分けてそれぞれ染めていきます。
浅煎りコーヒーカス | ・ワンピース ・靴ひも ・靴下 ・便箋(浸けて染める) ・木製の置物(浸けて染める) |
深煎りコーヒーカス | ・ひつじのトートバッグ ・シミ付きエプロン ・靴ひも ・靴下 ・白タイツ ・便箋(浸けて染める) ・もこっちシュナウザー(浸けて染める) |
コーヒー染めに挑戦!
まずは煮て染める手順のものからスタートです!
それでは浅煎り・深煎りそれぞれのコーヒーカスを使ってコーヒー染めしていきましょう。
煮て染める編
ワンピース(浅煎りを使用)
手始めにワンピースを染めます。
まずはコーヒー抽出液を作るところから。
▼鍋の中に水を入れて浅煎りコーヒーカスを入れます。
浅煎りコーヒーのカスを煮出します。
▼着火!!
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20分ほど煮出したところで色がしっかりと出ました。
▼こちらが浅煎りコーヒー抽出液です。
(※少したりなさそうだったので、実際にはこの2倍の量を作ってから作業しました)
じゃあ早速ワンピースを放り込もうではありませんか。
ちょっと待ってーーーー!コーヒーカスは取り出さないとダメ。これやらないと大変。ワンピがコーヒーカスまみれになっちゃう。
▼コーヒーカスを取り出すためにザルで濾します。
よし、これでOK!鍋にワンピースを入れましょう。
ここから煮立たせない程度の温度で10分ほど、または好みの色になるまで煮ます。
煮るコーヒー染めは、全体に色がつくようにトングで布を動かすのが大事みたい。
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トングで布を動かすこと数分。
うん、いい色になってきたね。色止めのために塩を入れるんだけど助手2号やる?
めっちゃやりたいです!塩は大さじ1ですね。それでは参ります!!
位置が高いな……まぁいいか。
鍋に色止めの塩を入れ、よく混ぜたら20分ほど煮ます。
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・
はい、20分経ちました。どんな風になっているやら。
問題なさそうなので水でしっかりとすすぎ洗いしましょう。
すでに色は着いているけど、乾かしたらどうなるのか楽しみですね!
靴ひも・靴下(浅煎り)
靴ひも・靴下、こちらは同時に染めちゃいます。
コーヒー抽出液の作り方はワンピースのときと同じ。
▼コーヒー抽出液でとにかく煮込みます。
トングで混ぜながら煮込むこと20分。
うん、ちゃんと色入ってるね。じゃあ次は塩を入れましょう。
わかりました!では……!
(だからなんでそんな高い位置から入れるんだ。)
鍋に塩を入れたら20分ほど煮ます。
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・
そろそろ20分経ったので見てみましょう。
こちらも水でしっかりとすすぎ洗いします。
すでに色は着いているけど、乾かしたらどうなるのか楽しみです。
深煎りコーヒーかすでトートバック・エプロン・靴下・靴紐・白タイツを染めました。
▼トートバッグ
▼エプロン
▼靴下・靴紐 まとめて一枚にする
▼白タイツ
乾いた結果がこちら!
染めるものが多くてかなり時間がかかりましたが、全て乾かして完成です。
▼ワンピース(浅煎り)
▼靴下(浅煎りと深煎り)
▼靴紐(浅煎りと深煎り)
▼トートバック(深煎り)
▼エプロン(深煎り)
▼白タイツ
浅煎りと深煎りで色の入り方にかなり差があり、布の状態によっても染まり方に違いが現れました。
残念なことに、私が可愛くリメイクしたかったエプロンは、もともと見えていなかった大きなシミが出現し、余計に目立つという結果に…
よく手を拭いていた部分で、見えない汚れが蓄積していたのかもしれません。
特に汚れのなかったタイツや靴下などは、全体的にきれいに染まりました。
そして、白タイツはストッキングのような色合いに、靴下はモカブラウン系のおしゃれな色に染まってくれましたね!
これは可愛い!
コーヒー染め、なかなかいけますね。
一段落着いたところで休憩しましょう。
助手ども~めしだぞ~!
ごはんだ~~!いただきます!!
抽出液に浸けて染める編
煮て染めるものが終わりましたので、お次は浸け置きで染めていきます。
便箋(浅煎り・深煎り)
便箋は煮て染めるやり方ではなく、コーヒー抽出液に浸けて染めるやり方になります。
コーヒー抽出液を作る手順は同じになりますが、より濃い抽出液を作るという点が異なります。
▼こちらが出来上がったコーヒー抽出液です。
染め方も異なります。
便箋は布系のように鍋に染めたいものを入れるのではなく、容器に抽出液を移して、その中に染めたい物を浸して着色させます。
それでは便箋を抽出液に浸けてみましょう。
布と吸水性がまるで違うから、どうなるか楽しみですね!
浅煎りと深煎り同時進行で行きますよ。
・
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・
浸すこと30分。
いい感じに色が入っていそうなので乾かします。
木製の置物(浅煎り)とぬいぐるみ(深煎り)
次は木製の置物Qとぬいぐるみを染めます。
抽出液の作り方と浸すのは先程の便箋と同じです。
それぞれジップロックを使って抽出液を浸します。
▼木製の置物(浅煎り)
▼ぬいぐるみ(深煎り)
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・
浸すこと30分。
だいぶ染みてくれたかな。
▼それぞれ洗って乾かします
乾いた結果がこちら!
紙は結構早く乾きましたが、ぬいぐるみは中まで乾き切ったか不明です。
▼便箋
うっすら染まっているのがわかりますが、浅煎りと深煎りの差はあまりなさそうです。
当然なんですが、水分に漬けたのでよれてしまっていますね。
これはこれで味があっていいかもしれません。
▼木製の置物(浅煎り)とぬいぐるみ(深煎り)
染まったかどうか全然わかりませんね。笑
ぬいぐるみは洗っている間は染まった気がしていたのですが、そこまで色がついてはいませんでした。
木の置物については色がついたのかどうかもよくわからないという程度。
もう1回浸け置きすれば、しっかりと色が入るかもしれませんね。
まとめ
今回は、浅煎りと深煎りのコーヒーカスを使用して、色々なものを染めてみました。
染まり方の濃さの違いがわかる結果となってよかったです。
本来の目的だったエプロンのリメイクが失敗に終わったのは非常に悲しいですが、よーーーーく洗濯してから染めたら結果は違っていたかもしれません。
染めたあとは、一度全て洗濯しましたが更に色が落ちるということもなく、それぞれふんわりとコーヒー色に染まって可愛い品になっています。
洗濯前は少しコーヒーの匂いが残っていましたが、洗濯後はコーヒーの匂いも残りません。
必要なものも少ないので、ご自宅でも簡単に楽しめると思います!
ただし、カスを煮出して煮込んで洗って乾かすというボリューミーな工程なので、何を染めるにしても半日は確保しておくと良さそう。
何気なく置いてある物でも、コーヒー染めをすることでお洒落アイテムに変身させられます。
色褪せた古着や汚れが落ちなくなったスニーカーなどを染めて、お洒落にするのもいいでしょう。
さらに、いつも捨ててるコーヒーのカスが再利用できるなど、良いことずくめ。
ではこれにて今回の企画終了です!!おつかれさまでした!!
楽しかった~~!おつかれさまでした!
疲れた~~!おつかれさまでした!
この記事を書いた人
編集部ライター
喫茶店で豆を選んでみたり、淹れ方を変えてみたりと至高の一杯に出会うために日々コーヒーを飲んでいる編集部ライター。
あまりにもコーヒーが好きすぎて薄めて飲むようになりました。
薄いコーヒーは麦茶の味。カフェイン中毒にならない程度にがぶ飲みしつつ記事を書いています。