インタビュー

博多の老舗・珈琲舎のだ​​で楽しむ、深煎りコーヒーとほろ苦ロールケーキ

博多の老舗・珈琲舎のだ​​で楽しむ、深煎りコーヒーとほろ苦ロールケーキ

1966年創業の「珈琲舎のだ」は、福岡市内に5店舗を展開する珈琲店です。

香り豊かなコーヒーとおいしいスイーツ、フードを楽しめる喫茶室に加えて、身体にやさしい材料を使ったお菓子を作るショップを営業しています。

オンラインショップも充実し、近年は全国的な人気を博しています。

ひつじの珈琲タイムではお店の看板コーヒーとスイーツを楽しみながら、社長の赤星敬一さんにお話を聞きました。

この記事を書いた人

sk

S.K

編集部ライター

ここ数年、朝のソイラテから一日が始まります。
そして朝ドラを見ながらブラックを1杯、仕事中は1〜2杯。
夜になるとコーヒー豆乳焼酎を一献というのが日々のコーヒールーティンです。

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珈琲舎のだとは

出典:https://www.instagram.com/p/Ck5nqw5y-5c/?img_index=1

「珈琲舎のだ」は、福岡県を拠点にした珈琲店の老舗。1966年の創業以来、地元の人を中心に愛されています。

創業当初から通う常連客に加えて、最近は若年層にも好評を博しているそう。

お店ではオリジナルのブレンドコーヒーやスペシャルティコーヒーに加えてアレンジコーヒー、コーヒーを使用したお菓子などを取り揃えています。

サンドウィッチ、トーストをはじめとしたフードのほか、店舗ごとに特色のある食事メニューも充実させています。

福岡市内に5店舗を展開

出典:https://www.instagram.com/p/C1g3v3vS02K/

珈琲舎のだの本店は、福岡市中央区大名​​にあります。地下鉄空港線・赤坂駅からから歩いてすぐのアクセスしやすい場所です。

外からお店を覗くと、馬蹄型のカウンターが配置された、老舗感あるたたずまいが目に入ります。

創業者・野田光彦​​さんが集めたという絵画や骨董品などを置いた静かな店内には、コーヒーの香りと高貴な雰囲気がただよい、都会の真ん中にいながらリラックスしたひとときを過ごせます。

市内各所に本店の雰囲気を継承した喫茶室を構えているほか、地下鉄薬院大通駅の近くでは添加物の使用を控えた優しい味わいのスイーツを取り扱う「ケーキの店 レジャン」​​を展開中です。

1966年の創業当時から愛される「のだブレンド」

出典:https://www.instagram.com/p/CnEpgvASQqd/?img_index=1

代表取締役社長の赤星さん曰く、お店を代表するコーヒーは「のだブレンド」とのこと。

お店ではコーヒーのプロが、サイフォンでていねいに淹れてくれます。

創業時からしばらくは、熱源にアルコールランプを使っていたそう。現在はビームヒーターという電熱機を使用しています。

焙煎や抽出の環境により細かな調整を重ね、現在ののだブレンドはコロンビアを中心にブラジルサントス、グアテマラ、キリマンジャロを組み合わせているそう。

構成比については「企業秘密」とのことです。

▼のだブレンドの豆はしっかりと焙煎が施されて、とてもきれいな褐色です

のだブレンド

月イチの定例会議で既存のコーヒーの味を確認、新たなコーヒーの開発などを

出典:https://www.instagram.com/p/C1qBExTSZt2/

珈琲舎のだ​​では毎月、コーヒーの味を確認する定例会を行っています。

各店のリーダーが一堂に集まり、お店で出しているコーヒーの味をチェックし、豆の状態の微妙な変化などを確認し合うそうです。

会議の場で確認して出た意見をもとに、提供するコーヒーの味を調整するのだとか。

赤星さんは「珈琲舎のだでは創業当初から、パンチのきいた深煎りのコーヒーを中心に提供してきました。長くお出ししてきたコクのある深煎りの方が、特徴のあるスペシャルティコーヒーや、酸味の強い浅煎りのコーヒーよりも受け入れられる傾向にあります。最近は深煎りになじみの薄い若いお客さんに、新鮮みを感じていただけているようです。」といいます。

若い人にもっとコーヒーを飲んでほしい。SNSなどでPRも

また赤星さんは、

「珈琲舎のだ​​はもともと、どちらかというと“来たい人に来てもらう”というスタンスでした。でも今は、色んな人に足を運んでもらって、コーヒーを味わってほしいと考えています。
たとえば20代のお客さんが、これから50年先も来てくれるようにと考えたら、SNSなどでアピールすることもやはり大事かな。
と。

「試行錯誤でアピールして、少しずつ若い人にもお店を知ってもらえるようになった感があります。常連の方に“若い人がお店にきているのはいいね”とおっしゃっていただけたりすると、うれしいですね」と。

年齢層によって、オーダーの違いがはっきり分かれるそう。

「若い人にはスイーツが、 年配の方はブレンドのほか、カプチーノやウインナコーヒーなどのアレンジ系や、お酒の入ったコーヒーなどがよく選ばれます。」とも。

珈琲舎のだ​​インスタグ​​ラム

店舗で楽しめるコーヒーの数々

出典:https://www.instagram.com/p/CeOI5CkPII2/?img_index=1

専門店とあって、お店で楽しめるコーヒーは種類が豊富です。

ブレンドだけでも看板ののだブレンドをはじめストロング、アメリカン、モカなど9種類。

ブルーマウンテンやキリマンジャロ、コロンビアスプレモといったストレートのほか、アイリッシュコーヒーやカフェカプチーノなどのアレンジ系も楽しめます。

のだブレンドと一緒に楽しみたい「のだロール」

出典:https://www.instagram.com/p/CvefpvSSVRo/

珈琲舎のだ​​のイチオシスイーツ「のだロール」は、甘さ控えめの大人向け贅沢スイーツ。

ふんわり柔らかなロール生地と口どけのいい生クリームに、創業時から受け継がれるコーヒー「のだブレンド」を練り込んだ、コーヒーの味わいが濃厚なロールケーキです。

コーヒー好きには必食のスイーツといっても、過言ではないかも。

▼お取り寄せでは箱に入って冷凍で届きます。写真は解凍後8時間経過したもの

のだロール

コーヒーによくあうスイーツやフードも

出典:https://www.instagram.com/p/Cd-3bo-P6vB/

看板スイーツ「のだロール」に加えて、お店伝統のコーヒーを使ったコーヒーゼリーやコーヒーフロートなどのスイーツも、コーヒー好きにはうれしいところです。

ケーキや焼き菓子は、コーヒーによくあうラインナップを豊富に取り揃えています。

サンドイッチやホットドッグに加えてパスタやトーストなどが楽しめるお店もあり、コーヒーと一緒に食事も楽しめます。

夏が楽しみな限定メニュー「珈琲専門店のコーヒーパフェ」

出典:https://www.instagram.com/p/CvooJWzSbPS/

珈琲舎のだの夏のお楽しみに、コーヒーパフェがあるそう(店舗限定)。

コーヒーのロールケーキやゼリー、マカロンなどコーヒー味のスイーツをぎゅっと詰め込んだパフェは毎年6月からの限定発売とあって、首を長くして待つファンも少なくないんだとか。

パフェを楽しめるお店は、博多阪急店とソラリアプラザ店の2店。

博多阪急店ではパフェ単品が税込1,600円、ドリンクとのセットは税込2,200円。

ソラリアプラザ店ではパフェ単品が税込1,400円、ドリンクとのセットは税込1,900円とのことです。

オンラインショップも充実。お取り寄せできるコーヒーやスイーツも

福岡のお店でしか味わえないメニューは少なくないですが、オンラインショップからお取り寄せができる商品も種類を豊富に取り揃えています。

コーヒー豆、ドリップバッグに加えて看板スイーツ「のだロール」や焼き菓子などは、日本全国へ発送が可能です。

珈琲舎のだオンラインショップ

ちょっとしたお礼やおみやげにいかが。ドリップバッグ「ありがとう」

ドリップバッグ「ありがとう」

ドリップバッグ「ありがとう」も、お取り寄せに好適な一品です。

博多筆師の錦山亭金太夫さんによるイラスト、デザインで、おみやげとしてもよく選ばれているそう。

パンチの効いたコクと香りが印象的なピンクの「博多の華ストロング」、芳醇な香りの黄色い「モカ」、さっぱりした飲み口の緑色「オーガニック」の3種類を展開しています。

オンラインではピンク・黄・緑1袋ずつ3袋入りの手軽なものから各種セット、ギフトなどから選べます。

▼「ありがとう」3箱入りのギフトセット

ドリップバッグ「ありがとう」

珈琲舎のだの詳細情報

店名珈琲舎のだ
所在地店舗による(福岡市内に5店舗)
オフィシャルサイトhttps://www.coffee-sya-noda.com/
オンラインショップhttps://noda.shop-pro.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/coffee_noda/

※本記事は2024年4月時点の情報です。掲載情報は現状と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

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S.K

編集部ライター

家で飲むコーヒーは基本ノンカフェインの決まった銘柄ですが、加入している生協に知らないコーヒーが出ていれば買うことも。
喫茶店やレストランでは、ガツンとカフェインの効いたのが嬉しいです。
出張や旅行などで遠方に行くと水が違うからか、何気なく立ち寄った店で飲んだコーヒーが思い出に残ることも少なくありません。

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