ひつじの珈琲タイム編集部では2023年9月28日、お台場・東京ビッグサイトで開催していたワールドスペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション2023に参加してきました。
大きな会場ではコーヒー関連の企業やお店、団体などが一堂に介して、コーヒービジネスに関わる人が商談をしたり、コーヒーファンが試飲や見学をしたりと大盛況。
コロナ禍以降、数年ぶりの本格的な開催となった本会。あますところなく楽しんできました!
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もくじ
ワールドスペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビションとは
ワールドスペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション(SCAJ)はその名のとおり、スペシャルティコーヒーのイベントです。
年に1度、一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会の主催で国内外のコーヒー関連団体や企業が協賛し、開催されます。
アジア最大のコーヒーの祭典として、海外からも多くの専門家が訪れます。
今年は世界30の国と地域から、7万人近くが来場したそうです。
コーヒーに関わるあらゆる企業や団体が参加。個人での参加もOK
場内には300ものブースが出展。
コーヒー豆やコーヒー飲料をはじめ焙煎機、エスプレッソマシン、コーヒーマシン、グラインダーなどコーヒー器具のほか、コーヒーと相性のいいスイーツをはじめとした食品などを取り扱うさまざまな企業、団体などが出展していました。
どのブースも活況で、新しいコーヒービジネスを模索する方々の交流が、あちらこちらで見られました。
SCAJは、コーヒーが好きな個人での参加もOK。コーヒーの小売りをしている企業や個人店のブースには、コーヒーファンが長蛇の列を作っていましたよ。
会場を増設し、出展希望の企業・店舗に幅広く対応
東京ビッグサイト西展示棟 3・4ホールで開催予定だったSCAJは、出展希望の企業やお店が当初予想より多く、隣接する南展示棟 3ホールにも会場を用意したそうです。
南展示棟 3ホールにはCoffee Villageというスペースが設けられ、国内各地から人気コーヒー店が100近く集結。あらゆるブースでスペシャルティコーヒーの試飲をはじめコーヒー豆やドリップバッグ、各種グッズなどの販売などが行われていました。
増設した会場には新しいテーマエリアも
2023年のSCAJでは増設会場に、例年よりスペースを拡大したCoffee Villageのほかセミナーエリアやイベントステージ、休憩エリアなどが設けられていました。会場は混雑していたものの、ゆったりとくつろげる雰囲気でした。
一部休憩エリアからはセミナーやイベントなどが見え、ひと休みしつつコーヒーのプロたちの話を聞けるという、コーヒーイベントならではの楽しさもあったように思います。
やっぱりうれしい!コーヒーの試飲
ひつじの珈琲タイムは今回、招待を受けてプレスとして参加しました。
オープンからクローズまで、写真撮影やコーヒーの情報収集などのかたわら、お世話になっているお店・団体にご挨拶しました。
その一方でスペシャルティコーヒーの試飲をしたり、好みのコーヒーについて語り合ったり。とても楽しませていただきました。
それでも訪問できるブースは一部。出展していたお店のコーヒーを全て試飲しようとしたらおそらく、会期中ずっと通い詰める必要があるでしょう。
有料で、コーヒーによく合うフードも
写真はサザコーヒーのソフトクリーム「ゲイシャソフト」です。各店舗で販売されている将軍ソフトと並んで、売れに売れていました。
コーヒー試飲のハシゴをしていると、やはり「何か食べたいな」ということになります。
そういう来場者の心を読んでいるのでしょうか。場内のあちこちに、コーヒーとよく合いそうなパンやスイーツも販売されていました。
コーヒーだけを飲んで、これらを食べないことができる人は少ないかも。
[関連]サザコーヒーは茨城・ひたちなかから世界をめざす、グローバルなコーヒー店
こんなコーヒー器具があるのか!うれしい発見の連続
スペシャルティコーヒーをさらに味わい深くする、さまざまなコーヒー器具のブースも、とても見応えがありました。
実際、目にして気になったコーヒー器具の情報を持ち帰って、じっくり検討できるのはありがたいところ。
持ち帰ったパンフレットを見たりウェブで調べたりして、好みのものを選ぶのも楽しい時間ですね。
場内でコーヒーのプロが競演する各種競技会を開催
場内に設置された特設ステージでは、コーヒー競技会を開催。
各地で予選を勝ち抜いた猛者たちが集結するステージは、満席の観客で賑わっていました。行われていたのは以下の6競技
- ジャパン バリスタチャンピオンシップ
- ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ
- ローストマスターズ チームチャレンジ
- ワールド サイフォニスト チャンピオンシップ
- ジャパン カップテイスターズチャンピオンシップ
- ジャパン ハンドドリップチャンピオンシップ
優勝者が世界大会へと進む競技も、いくつかありました。
ジャパン バリスタチャンピオンシップ 2023を取材
これらの競技のうち、ひつじの珈琲タイムではジャパン バリスタチャンピオンシップ 2023の決勝を取材しました。
ジャパン バリスタチャンピオンシップはエスプレッソとミルクビバレッジ、そしてシグネチャービバレッジと呼ばれる創作ドリンクを作って競います。
ドリンクの味やビジュアルだけでなく手際、それぞれのドリンクを正確に説明できるかどうかなども評価対象になるそう。
ファイナリストの緊張感がひしひしと伝わって、手に汗を握る時間でした。
各競技の出場者
各競技の模様はSNSなどでリアルタイムに発信され、ひろく注目を集めました。
競技を観戦できない場所にいても、競技内容や審査員の評価、優勝者などの情報をすぐに知ることができたようです。
次回は2024年10月に開催予定。詳細は大会公式SNSで
ここまで読んでくださったコーヒーファンのみなさんの中には「ぜひ行きたい!」と思った方も、たくさんいらっしゃることでしょう。
2024年も、開催が決まっています。詳細はSCAJ(一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会)の公式サイトで見てみてくださいね。
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SCAJ ワールドスペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビションの詳細情報
イベント名 | SCAJ ワールドスペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション |
Official Site | https://scajconference.jp/ |
公式SNS | |
YouTube | https://www.youtube.com/channel/UCiRKMQTui9-W7vPnC0F2pxA/featured |
※本記事は2023年9月時点の情報です。掲載情報は現状と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
この記事を書いた人
編集部ライター
家で飲むコーヒーは基本ノンカフェインの決まった銘柄ですが、加入している生協に知らないコーヒーが出ていれば買うことも。
喫茶店やレストランでは、ガツンとカフェインの効いたのが嬉しいです。
出張や旅行などで遠方に行くと水が違うからか、何気なく立ち寄った店で飲んだコーヒーが思い出に残ることも少なくありません。