フリーライター
メグアオ
自分のコーヒー人生に衝撃が走ったのは2回、1つはコーヒー文化ともう1つは風味です。ウィーンに訪れた際、格調高い家具が並び宮殿のようなカフェの雰囲気に圧倒されました。もちろんその空間にいる人々も優雅に時を過ごしているのです。いわゆる社交場のような存在。あとでウィーンのカフェ文化がUNESCO無形文化遺産に登録されたことを知り、納得がいきました。
そして2回目はタイ北部で味わった濃厚で味わい深いアラビカコーヒー。カフェはもちろん、あちこちの露店でも上質なアラビカコーヒーが提供されていてとても身近な存在です。さらに、この光景がタイ前国王のもとで立ち上げられたロイヤルプロジェクトが起源であることと、そのストーリーに心が動かされました。
コーヒーを味わうだけでも素敵なひと時ですが、そこに紐づけられる歴史や文化を知り体験することで、よりコーヒーが尊いものに感じています。
記事を通して、みなさんの「新たな発見」に少しでもお役に立てることができたら嬉しいです!