コーヒー器具の老舗・HARIOのグループ会社であるハリオ商事発のアウトドアコーヒーギアブランド・ゼブランが手がけるZebrang Electric Bicycle。
コーヒー器具メーカーが電動アシスト自転車を発売したとあって、製品の発表当初はファンなどから驚きの声が挙がったそうです。
ハリオ商事がなぜ今回、自転車の発売をしたのか。ひつじの珈琲タイムでは、コーヒーと電動アシスト自転車のコラボレーションの真意について聞いてきました。
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もくじ
ゼブランはコーヒーの老舗・ハリオ商事がプロデュースするアウトドアコーヒーギアブランド
出典:https://zebrang.hariocorp.co.jp/
ゼブランは、ハリオ商事発のアウトドアコーヒーギア(用品)ブランドです。海や川、山などでコーヒーが楽しめるアイテムを中心に、開発を行っています。
主なラインナップは折り畳んで持ち運べるドリッパーや簡単に本格的なコーヒーが淹れられるマグカップ、ドリップポット、ハンドミル、キャニスター、ケトル、ペーパーフィルターなど、アウトドアで使いやすいコーヒーまわりの品が中心。
こうした、コーヒーにまつわるアウトドアギアを開発していたところ「アウトドアとコーヒーなら自転車があるといいのでは」という意見があり、電動自転車「Zebrang Electric Bicycle」の開発に至ったそうです。
▼ステンレス刃のハンドミルも新発売。すいすいと力要らず、気持ちいい挽き心地。従来品の1/3の時間で挽けるそうです
ファンからは「まさか、ゼブランで自転車とは!」の声も
ゼブラ柄の車体と、安定感ある太めのタイヤが特徴的なZebrang Electric Bicycle。
開発当時のことを、マーケティング担当の古川さんは「開発当初はどんなふうにゼブランらしさを出すかというところがまず課題でしたが、"コーヒーを淹れに行く移動ツール"にワイルドさ、さらにゼブラ柄を掛け合わせたものにたどりつきました。デザインだけでなく機能性にも優れている電動アシスト自転車のため、ぜひ使っていただけると嬉しいです。」と、振り返ります。
なお、2023年11月現在、Zebrang Electric Bicycleはクラウドファンディング・CAMPFIREで支援を募集中です。
>>Zebrang Electric Bicycle クラウドファンディング
コーヒーアイテムの老舗と、E-bikeのリーディングカンパニーの協業により誕生
Zebrang Electric Bicycleは、日本を代表するE-bikeブランド・MOVEとのコラボレーションで誕生した自転車です。
丈夫な躯体にはバッテリー式フロントライトやクッション性に優れたサドル、7段階ギアなどを装備し、1回の充電で最大80kmのアシスト走行が可能な強力バッテリーを備えています。
折り畳めるから、大きなボディでも持ち運びや収納はそう難しくないでしょう。
コーヒー+アウトドアの取り組みは、自転車開発の前から
商品開発のアイディア出しのためにも、企画チームではアウトドアでコーヒーを楽しむワークショップなどの取り組みを折にふれ、1年ほど継続実施していたそう。
「お近くの素敵な公園や河川敷でコーヒーを淹れて飲むという時間を、もう少しカジュアルに、たとえばキャンプなどに行かずとも、屋外でコーヒーを飲むのは気持ちがいいですよということを伝えたくて」と。
そうした取り組みでの経験も、Zebrang Electric Bicycleの企画に功を奏しているとのこと。
Zebrang Electric Bicycleは、企画に関わる人たちの「アウトドアで飲むコーヒーはおいしいし、楽しい時間が過ごせる」という気持ちが具現化した製品のようです。
東京・墨田区の東京ミズマチで試乗できます
2023年11月現在、Zebrang Electric Bicycleは24インチ(写真)と20インチの2サイズを展開しています。
現状は20インチの車体のみ東京・墨田区のLATTEST SPORTSで試乗できます。写真の24インチのタイプも試乗できるよう調整中だそう。
試乗すればより、電動アシスト自転車の魅力が実感できることでしょう。
試乗については、ゼブランの公式サイトからお問い合わせください。
お問い合わせはこちら:https://zebrang.hariocorp.co.jp/contact_us.html
▼自然の中で淹れるコーヒーは特別感がありますね。違う味わいを感じれられるところも醍醐味のひとつかも
公園で、河川敷で。近場で楽しむアウトドアコーヒー
近年、コーヒーにエンターテイメントの要素をプラスした製品の開発を目指しているゼブラン。
「コーヒーを淹れるアイテムに加えて自転車があればより、アウトドアでのコーヒーが楽しくなるのでは」というアイデアも、企画のきっかけのひとつになったといいます。
「自転車を趣味にしている方が、アウトドアコーヒーにも親しんでくれたらうれしい」とも。
アウトドアでコーヒーを味わってみよう
アウトドアを楽しむために遠くへ出かけなくても、コーヒーアイテム持参で自転車に乗ればおうちの近所で、アウトドアコーヒーを楽しめるでしょう。
アイテムの持参が難しければ、お気に入りのコーヒーを水筒に入れて。
風に吹かれて飲むコーヒーのおいしさは格別。自転車に乗って気軽に、自分だけのスポットを探しに出かけませんか。
発売元 | 株式会社ハリオ商事 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋人形町3-10-1 かしきちビル3F |
Zebrang 公式サイト | https://zebrang.hariocorp.co.jp/index.html |
Zebrang 公式SNS |
※本記事は2023年11月時点の情報です。掲載情報は現状と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
この記事を書いた人
編集部ライター
家で飲むコーヒーは基本ノンカフェインの決まった銘柄ですが、加入している生協に知らないコーヒーが出ていれば買うことも。
喫茶店やレストランでは、ガツンとカフェインの効いたのが嬉しいです。
出張や旅行などで遠方に行くと水が違うからか、何気なく立ち寄った店で飲んだコーヒーが思い出に残ることも少なくありません。