インタビュー

新宿・思い出横丁の老舗、但馬屋珈琲店が東京都立川市に東京立飛焙煎所を開設

新宿・思い出横丁の老舗、但馬屋珈琲店が東京都立川市に立川立飛焙煎所を開設

新宿の思い出横丁と聞いて、但馬屋珈琲店を思い出すコーヒーラバーは多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ネルドリップで淹れたやさしい苦味のブレンドコーヒーには、地元はもちろん遠方から訪れるファンも少なくありません。

但馬屋珈琲店では、2023年10月31日に東京都立川市に焙煎所をオープン。

ひつじの珈琲タイムは開所式に招いていただきました。

新宿発のコーヒーがますます、身近になりそうな予感がしましたよ。

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S.K

編集部ライター

ここ数年、朝のソイラテから一日が始まります。
そして朝ドラを見ながらブラックを1杯、仕事中は1〜2杯。
夜になるとコーヒー豆乳焼酎を一献というのが日々のコーヒールーティンです。

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昭和39年、新宿・思い出横丁で純喫茶を

但馬屋珈琲店のルーツは、戦後の闇市にさかのぼります。

1945年11月、本店がある場所で洋品店を開業したのがはじまりです。

喫茶店としてオープンしたのは、昭和の東京オリンピックが開催された1964年のこと。「純喫茶 エデン」という店名でのスタートでした。

その四半世紀後、創業者の出身地・兵庫県にちなんで店名を現在の「但馬屋珈琲店」に。

以来、思い出横丁でネルドリップを中心に本格的なコーヒーが味わえる喫茶店として、ひろく愛されています。

吉祥寺や池袋にお店を展開

2023年11月現在、但馬屋珈琲店は本店のほか、吉祥寺と池袋に支店を、新宿に姉妹店を展開しています。

本店とこれらのお店、オンラインショップで提供するために使っていた焙煎機は、フル稼働だったといいます。

百貨店に販売スペースを設置するなど、コーヒーの流通量が増加

但馬屋珈琲店

近年は店頭やオンラインショップのほか、百貨店や専門店等での販売や地元・新宿区のふるさと納税品など、流通経路が多岐にわたっていたという但馬屋珈琲店。

2020年以降、コロナショックでお店への来店客はいったん減少しました。

一方で、グルメサイトや雑誌などでコーヒーがたびたび取り上げられ、従来の販路とは別の場所でも展開するようになったといいます。

ホテルアメニティをはじめ、各種コラボ企画としての生産も増加。納品を待たせてしまうことも少なくなかったそうです。

一度に焙煎できるコーヒー豆の量を増やすため、焙煎所を開設

但馬屋珈琲店 焙煎所

そうした背景もあり、但馬屋珈琲店では経済産業省中小企業庁の事業再構築補助金を活用して、新たに焙煎所を設立することになりました。

事業再構築補助金は中小企業等の事業再構築を支援することにより、日本経済の構造転換をはかる中小企業庁の補助金です。

焙煎所は東京都立川市で、但馬屋珈琲店36周年の2023年10月31日より稼働しています。

焙煎所の稼働により、生産効率が飛躍的に増加

但馬屋珈琲店 焙煎所

焙煎所が稼働する前、但馬屋珈琲店では本店と旧店舗にあった2台の焙煎機をフル稼働しても、1度に12kgを焙煎するのがやっとだったといいます。

今回、焙煎所の稼働により、焙煎豆の生産効率は3倍以上に増加。多様な販売ルートに対応が可能になりました。

新焙煎所の焙煎機で挽いた豆。但馬屋珈琲店の味わい深さは健在

但馬屋珈琲店 焙煎所

コーヒー豆の焙煎方法には大きく分けて直火式、熱風式、半熱風式の3パターンがあります。

但馬屋珈琲店は直火式を採用しています。

火がドラム越しに、直接コーヒー豆に当たる直火式を採用しているお店は、とても少ないそう。

加えて、時間をかけてじっくり焙煎をするのも但馬屋珈琲店の特徴。排気をしっかりして、豆の奥まで火を通します。 

時間をかけて燻すように焙煎した豆で淹れる深煎りのコーヒーは、但馬屋珈琲店の味として定着しています。

▼焙煎所にはフジローヤル製の直火式焙煎機が2台。写真は開所式で焙煎が行われた小型焙煎機

但馬屋珈琲店 焙煎所

但馬屋珈琲店の伝統が育んだコーヒー

但馬屋珈琲店 焙煎所

今回の内覧会では、新しく設置された焙煎機に火入れをして、コーヒー豆がローストされる一部始終が公開されました。

焙煎機に火が入ることで、コーヒー豆の中で寝ていた水分が膨らみ始めるとともに、豆の皮がローストされてパチパチと音がします。

そしてコーヒー豆がさらに力強く膨らんで、またパチ、パチ、パチと最初より低めの音が鳴ったら出来上がりの合図だそうです。

▼焙煎後の豆はふっくらとして、漆黒に輝いています。場内の皆で香りと味を楽しみました

▼コーヒー豆は中までしっかり火が通っているから、指でかんたんに割れます

但馬屋珈琲店 焙煎所

ゆくゆくは、焙煎所の一般公開も

但馬屋珈琲店 焙煎所

今回、ひつじの珈琲タイムでは以前、取材させていただいたご縁があり、焙煎所の開所式に招待していただきました。

焙煎所の一般公開は鋭意検討中だそう。

曰く「焙煎所内に、商談室やショールームのような部屋を作りお店のブランドを発信する場所として整えたいと考えています。そうした構築がうまくできたあと、見学者の方をお招きできれば」とのことです。

[関連]但馬屋珈琲店で深煎りコーヒーを楽しみながら、お店の佇まいに癒される時間を

どこで買えるの?但馬屋珈琲店のコーヒー

但馬屋珈琲店 焙煎所

ここまで読んでくださった読者の皆さんは「で、但馬屋珈琲店のコーヒーはどこで買えるの?」という疑問をお持ちになったと思います。

お店に行けなくても大丈夫、オンラインショップも充実していますよ。

コーヒー豆、コーヒー粉は店頭かオンラインで

但馬屋珈琲店 焙煎所

但馬屋珈琲店の多様なコーヒー豆やコーヒー粉は店頭か、オンラインショップで購入できます。

オンラインショップでは定番品や月毎のセレクトビーンズに加えて、国産コーヒー豆なども取り扱っており、本当に種類が豊富。

初回限定の送料無料セットもあります。いちど、覗いてみませんか。

>>> 但馬屋珈琲店オンラインショップ

ドリップバッグは百貨店などでも

但馬屋珈琲店 焙煎所

ドリップバッグは取扱店舗が多く、手に取りやすいかと思います。

伊勢丹やタカシマヤ、大丸松坂屋など主要百貨店のほか、成城石井や北野エース、クイーンズ伊勢丹等の高品質スーパーマーケットで取り扱っています。

▼但馬屋珈琲店のマスコットキャラクター「たじまる」が目印です

但馬屋珈琲店 焙煎所
店舗名但馬屋珈琲店 東京立飛焙煎所
所在地東京都立川市泉町(詳細は非公開)
official sitehttps://tajimaya-coffeeten.com/
公式SNSInstagram

※本記事は2023年11月時点の情報です。掲載情報は現状と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

この記事を書いた人

sk

S.K

編集部ライター

家で飲むコーヒーは基本ノンカフェインの決まった銘柄ですが、加入している生協に知らないコーヒーが出ていれば買うことも。
喫茶店やレストランでは、ガツンとカフェインの効いたのが嬉しいです。
出張や旅行などで遠方に行くと水が違うからか、何気なく立ち寄った店で飲んだコーヒーが思い出に残ることも少なくありません。

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