私たちの身近にあるインスタントコーヒー。お湯を注ぐだけで美味しいコーヒーが楽しめる手軽さで、多くの人に支持されています。
しかしインスタントコーヒーの発明に関わった日本人がいた、ということはあまり知られていません。
この記事ではインスタントコーヒーができるまでの歴史を解説します。また製法の違いについてもご紹介。
歴史を知ってみるといつものインスタントコーヒーの味わいが、ちょっと違ったものになるかもしれません。
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もくじ
インスタントコーヒーの発明者は日本人
あまり知られていないことですが、インスタントコーヒーの発明において日本人科学者の存在が重要な役割を果たしています。
加藤サトリ博士という、アメリカ・シカゴに住んでいた研究者がインスタントコーヒーの生みの親だという説があるのです。
1899年に加藤氏はそれまでの研究をもとにコーヒーを粉末化する製法を生み出し、特許を取得しています。
ただしインスタントコーヒーの発明については、他にも説が存在しています。
これは同時期に複数の人・企業が開発をしていたからのようですよ。
しかし今日世界中の人に愛され、また100年を超える歴史を持つインスタントコーヒーの誕生に、日本人が大きく関わったことは事実なのです。
インスタントコーヒーができるまでの歴史
1700年代後半からイギリスやアメリカなどでインスタントコーヒーの開発が試みられていました。
1899年にアメリカ・シカゴに住んでいた日本人科学者の加藤サトリ氏が、コーヒーを粉末にする製法を生み出します。
その後、1901年に博覧会にて発表し、特許を取得しました。
また加藤氏が製法を完成させるのと同じ頃、ニュージーランドの会社が違った製法で特許を取っています。
そのためこちらを最初とする説もあるようです。
当時はレギュラーコーヒーが主流であり、人気は出ないだろうと予想されたこともあって開発後すぐの商品化には至りませんでした。
本格的に商品化されたのは第一次世界大戦の頃。まず戦地にいる兵士たちに広まり、そこから一般家庭へと普及していきます。
その後はさまざまなインスタントコーヒーが発売されるようになり、今日へとつながっています。
インスタントコーヒーの日本での製品化
日本に初めてコーヒーがやってきたのは江戸時代初期であったと言われています。
ただし、本格的に広まり始めたのは明治時代以降でした。
インスタントコーヒーの日本での歴史は浅く、1950年代に輸入が開始されるようになってから。
さらに国内で製造されはじめたのが1960年のことでした。
国内製造が始まると高品質・低価格であることや、時代にマッチした広告効果も相まってブームとなります。
あっという間に美味しいコーヒーが飲める、画期的な商品として一気に広まっていきました。
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インスタントコーヒーの製法
スプレードライ製法
コーヒーの液体から熱を加えて水分を一気に抜いて作る製法です。
コーヒー液を霧のようにした状態で乾燥させるので、パウダーのように粒が細かいことが特徴です。
そのため溶けやすく水や牛乳でもすぐに楽しむことができます。
フリーズドライよりもコーヒー本体の風味に少し欠ける場合もありますが、リーズナブルに購入できるものが多くなっています。
フリーズドライ製法
コーヒー液を凍らせて砕き、さらに真空状態で乾燥させる製法がフリーズドライです。
そのため粒は粗くなります。
見た目でもスプレードライ製法とすぐ区別することができますよ。
熱が加わることが工程において無いため、コーヒーの香り・繊細な味わいをキープしてくれます。
アグロマート製法
アグロマート製法は、スプレードライ製法から派生した独特な製法です。
スプレードライ製法で作ったコーヒー粉末を水蒸気ごと真空の筒に入れ、もう一度コーヒー粉末を乾燥させます。
この複雑な製法によって作られたインスタントコーヒーは、顆粒の粒子が他の製法より大きめになり、その分冷たい水やミルクに溶けやすくなるという特徴があります。
ホットコーヒーはもちろんですが、アイスコーヒーやカフェオレなどもすぐに作って飲めるので、時短でカフェタイムを楽しめますね。
進化し続けるインスタントコーヒー
インスタントコーヒーはその手軽さで、多くの人の支持を得てきました。
以前は風味や味わいがレギュラーコーヒーに劣ると言われることもありましたが、現在は各メーカーの努力もあり味・香り・風味などに優れた商品がたくさん販売されています。
オーガニックのものや、使う豆の産地にとことんこだわった高級インスタントコーヒーもよく見かけます。
おしゃれなパッケージと確かな味わいで、ギフトにぴったりな商品もたくさんありますよ。
さらにカフェインが気になる方にうれしいカフェインレス商品や、香りがさまざまに楽しめるフレーバー付きなども。
そのまま味わうのはもちろんですが、スイーツ作りなどにも活躍してくれますね。
日々どんどん進化していくインスタントコーヒー。
これからも私たちのコーヒータイムを素敵に彩ってくれる商品がたくさん出てきそうですね。
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この記事を書いた人
編集部ライター・営業
コーヒーフレーバーのお菓子は見かけたら必ず買ってしまうほど大好きです。コーヒー好きの両親の影響で、中学生からドリップしていました。カフェや喫茶店はもちろんですが、子どもがいるため自宅でゆっくりとコーヒーを楽しんでいます。