ひつじの編集部

コーヒーの専用器具が何もない!!家にあるものだけでコーヒーを淹れる方法を色々試してみた。【計量とミル編】

コーヒーの専用器具が何もない!!家にあるものだけでコーヒーを淹れる方法を色々試してみた。【計量とミル編】

こんにちは。編集部のsoraです。

ある日、何かのお礼やプレゼントでコーヒー豆をもらってしまったなんて事、ありますよね。

でもうちには豆を挽く道具ない!そんなとき、とても困りますよね。

そこで今回は、一般家庭にありそうなものだけでコーヒーを豆から淹れる方法を色々試してみたので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人

sora

sora

編集部ライター

至高の一杯に出会うために日々コーヒーを飲んでいる編集部ライター。あまりにもコーヒーが好きすぎて薄めて飲むようになりました。

必ずチェックしておきたい
厳選おすすめコーヒーBEST3!

  • coffeecarrot_shop_img01 珈琲きゃろっと
    おすすめ度
    実際に買って飲んでみてこそわかる、美味しさと品質の高さは全コーヒー好きに伝えたい。
  • rokumeicoffee_shop_img01 ロクメイコーヒー
    おすすめ度
    日本チャンピオン有する奈良の有名店。全てがスペシャルティコーヒーである、という凄さ。
  • postcoffee_shop_img01 PostCoffee(ポストコーヒー)
    おすすめ度
    年間200種類以上の豆から、無料のコーヒー診断で自分のあったコーヒーを提案してくれる。

もっと見たい方はコチラ

当サイトにはPRが含まれています。また、掲載する広告から商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されます。

ひつじの珈琲タイムのLINE公式アカウントがオープンしました!

コーヒータイムを彩るおすすめのコーヒー豆やアイテム、コーヒーの役立つ知識などについてご紹介しています。

LINE公式アカウントとお友だちになってくれた方限定で、特別プレゼント企画も準備中!

ぜひとも友だち登録してみてください♪

 

▼ひつじの珈琲タイムのオリジナル珈琲豆の販売を開始しました!

 

ハンドドリップに必要なもの

実際コーヒーを淹れるのに必要なものって、そう大したものではないです。

何が必要なのか、名前すら知らんという方でもわかりやすく書き出してみます。

コーヒースケール分量を量るもの
コーヒーミル豆を挽くためのもの
コーヒードリッパー濾すための土台
コーヒーフィルター濾すためのフィルター
ポットケトルお湯を沸かす
マグカップ飲むうつわ

ハンドドリップは基本的に、スケールで計測した豆をミルで挽き、ドリッパーにフィルターと粉をセットしてお湯を注ぎます。

つまり、この工程さえ代用できればコーヒーが飲めるということ。

お湯を沸かす道具とマグカップはどんな手段でもいけるのでひとまず置いておいて、その他の代用品を家の中から集めてみました。

各種代用品になりそうなものを集めてみた

家にあったもので、使えそうなものを集めてみました。

コーヒースケールの代わりになりそうなもの

  • 大さじ
  • ペットボトルのふた
  • 軽量カップ
  • コンビニでもらうスプーン

分量を量るものなので、結構なんでも代用可能ですね。

コーヒーミルの代わりになりそうなもの

  • ぶんぶんチョッパー
  • すり鉢
  • タンブラーとジップロック

硬い野菜も数秒でみじん切りにできるぶんぶんチョッパーは、個人的に期待度が高いです。

ドリッパーの代わりになりそうなもの

  • 茶こし
  • ろうと
  • 空の牛乳パックと割り箸輪ゴム

お茶を入れるときに使う「茶こし」はドリッパーに似ているので、十分代用できそうですね。

コーヒーフィルターの代わりになりそうなもの

  • キッチンペーパー
  • お茶パック
  • 料理用布(麻布)

コーヒーフィルターは紙タイプがメジャーなので、キッチンペーパーでもいけそうですね。

実際に代用できそうなアイテムを集めてみると、なんかできそうな気がしてきましたね。

ちょっとわくわくしてきました。さっそく検証してみましょう!

【検証】工程1. コーヒー豆を量る

そもそもどのくらいの豆を挽けば、1杯分になるのかっていうのがよくわからないですよね。

コーヒー1杯分はカップのサイズにもよりますが、10g~15g程度です。

今回用意した代用品は、大体何グラムなのかを測ってみました。

大さじ→7g

コーヒーメジャーに近い形状なので袋から取り出しやすかったです。

すりきりではなく、だいたい1杯という感じで測りました。

ペットボトルのふた→3g

すくうにはちょっと小さかったので袋を傾ける形で入れたら盛大にこぼしました。

こちらもすりきりではなくだいたい1杯です。

3gというのは結構使いやすいグラム数なのでペットボトルのふた意外と優秀ですね!

軽量カップ50ml→16g

少し大きめの軽量カップを使ってしまったので写真ではわかりにくいのですが、真横から見て50mlのラインくらいまで入れてみました。

今回測った中では一番わかりにくいですね。

コンビニでもらうスプーン→5g

ひとすくいで5g!意外とわかりやすい数値になりました。

計量完了

それぞれ、測れるグラム数で取り出した豆がこちらです。スプーンは2杯だったので約10gと少なめになりましたね。

実はコーヒー豆は浅煎りか深煎りかによっても豆1個の重さが変わってきます。

今回使用した豆はよくありそうなブレンドタイプで用意しましたので、おおよその目安として参考にしてみてください。

【検証】工程2. 豆を挽く

豆のまま飲むわけにもいかないのでどうにかして砕きます。

今回用意したのがこちら。

  • ぶんぶんチョッパー
  • すり鉢
  • タンブラーとジップロック

フードプロセッサーとかあればそれでも良さそうですが、うちにはぶんぶんチョッパーしかなかったのでこれで試します。

ぶんぶんチョッパー

ぶんぶんチョッパーとはカットした野菜を入れ、取っ手をひっぱるだけでみじん切りができる便利グッズです。

これでぶんぶんしていきます。10回ほどぶんぶんすると、かなり粗挽きの状態になりました。

▼全然ぶんぶんが足りなさそうだったので更にぶんぶん!

計100回ほどぶんぶんしました。

形状的にはプロペラ式の電動ミルなのでいけるかなと思ったのですが、回転羽根の幅が広いためかなり粗挽き状態に…

刃がちゃんと当たるように斜めにして豆をよせたり、様子を見ながらでしたが限界はありますね。

すり鉢ですり潰す

次はすり鉢で擦っていくことを試してみます。

しかし思った以上に豆が硬い!!!!!

すり鉢で擦るというより、棒ですり鉢に押し付けてすり潰すイメージです。

すり鉢が小さいので豆もどんどん逃げていきます笑

10分ほど力任せにすりつぶしてここまできました。まだまだ全然荒いです。

私としては、すり鉢が一番挽目の調整ができるんじゃないかと期待していた代用品だったので、ここから気合を入れて更に20分ほどゴリゴリしました。

▼見た目はかなりいい感じに挽けました!

部屋に漂うコーヒーの香りがたまらないですね。

途中から意地になってゴリゴリやりましたが、腕と手のひらは限界です。

コーヒー豆はマジで硬い。

タンブラーとジップロックを使って砕いてみる

タンブラーで潰すと速い!!

さっきまで必死に潰してたのがなんだったのか、っていうくらい速いです。

でも割れた豆がジップロックを簡単に貫通してくるので、途中からあて布をしました。

潰すの自体は早くて楽なのですが、音がものすごくうるさいです。

工事でもしてるんか?っていう騒音が響き渡っていました。ご自宅でやるには、ちょっとうるさすぎるかもしれません。

▼しばらくやるとジップロックが穴だらけに。新しい袋で再開

大きい粒の状態であて布をしていたのですが、少し砕けてくると狙いが定めにくいためあて布を外して細々とトントンしました。

しばらくやって袋が穴だらけになってしまったのと、その穴から粉になったコーヒーが漏れてくるのでキッチンペーパーを中に入れて新しい袋でミル再開です。

こちらも20分くらいはトントンやってました。わりと細かめにはなってますが粗いですね。

ミル作業完了

ということでミル作業がようやく終わりました。それぞれ並べてみた写真がこちらです。

比較してみると、ぶんぶんチョッパーの粗さが目立ちますね笑。

もうここまでの工程だけで私の腕は限界です。

コーヒー粉の状態に一番近かったのはすり鉢です。しかし一番時間がかかったのもすり鉢…。

タンブラーである程度潰した豆をすり鉢ですり潰していくのが良い気がします。

ポイント

コーヒーは挽目で味が全く変わります!

簡単に説明すると細かいと濃くなって、荒いと薄くなります。

自宅にありそうなものだけでコーヒーを豆から淹れられるか実践検証を行い、ミル作業まで終えました。

次回:家にあるものだけでコーヒーを淹れる方法を色々試してみた。【ドリップ編】

このまま無事に美味しいコーヒーを淹れることができるのでしょうか?

この記事を書いた人

sora

sora

編集部ライター

喫茶店で豆を選んでみたり、淹れ方を変えてみたりと至高の一杯に出会うために日々コーヒーを飲んでいる編集部ライター。
あまりにもコーヒーが好きすぎて薄めて飲むようになりました。
薄いコーヒーは麦茶の味。カフェイン中毒にならない程度にがぶ飲みしつつ記事を書いています。

-ひつじの編集部
-