カフェオレとカフェモカは、どちらもミルクの優しい美味しさとコーヒーのハーモニーが楽しめるものですね。
カフェでオーダーする際などに両方が並んでいると、「あれ?どんな違いがあるんだっけ?」とちょっと迷ったことはないでしょうか。
似ているように感じるカフェオレとカフェモカですが、実は抽出方法など大きく違っている点がありますよ。
もちろん味わいにもそれぞれしっかりとした特徴を持っています。
特にカフェモカはチョコレートの甘くほろ苦い味わいが人気ですよね。
コーヒーメニューのちょっとした違いを知っておくと、より気分に合わせた飲み方をチョイスすることができます。
今回はカフェや専門店はもちろん、おうちカフェメニューとしても人気のカフェオレ・カフェモカの違いについて知ってみましょう。
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もくじ
カフェオレとカフェモカの違いは大きく4つ
カフェオレとカフェモカは以下の4つのポイントで違いがあります。
- 抽出方法の違い
- ミルクの状態・量の違い
- トッピングの違い
- 口当たり、味わいの違い
まずベースとなるコーヒーの抽出方法はそれぞれドリップコーヒー・エスプレッソと大きく違っているのです。
そうなると味わいにもそれぞれ特徴が出てきますね。
さらにミルクの状態や量に加えて、トッピングも違っています。
またカフェオレはフランス生まれ。カフェモカはアメリカ発祥という点もちょっと注目したいところ。
この違いについてのポイントをおさえておくと、おうちカフェの際も美味しく作ることができますよ。
より詳しい違いをチェックしていきましょう。
カフェオレとカフェモカの抽出方法の違い
まずは味わいの決め手ともいえる、コーヒーの抽出方法の違いから知ってみましょう。
ドリップ・エスプレッソと大きく違っている点に驚く方もいるのではないでしょうか。
あらためて知ってみると、今よりもっとカフェオレ・カフェモカをじっくり味わいたくなるかもしれませんよ。
カフェオレはドリップ抽出
カフェオレに使うコーヒーはドリップ抽出のものが一般的です。
ペーパードリップやネルドリップなど細かな点は違いますが、レギュラーコーヒーを使ってドリップ抽出したもので作ります。
ミルクをプラスするので、ブラックで味わうよりもやや濃いめに淹れるのが良いとされていますよ。
ペーパードリップは多くの家庭でも親しまれている淹れ方なので、手軽に作ることができますね。
[関連]【専門家監修】ハンドドリップの基本的な淹れ方や美味しく淹れるコツを解説!
カフェモカはエスプレッソ抽出
カフェモカはエスプレッソがベースとなっています。
専用のマシンで圧力をかけて抽出されるエスプレッソは、濃厚でコクと苦みのきいた味わいが楽しめます。
ビターで旨みたっぷりの味わいはエスプレッソだけがもつ美味しさですね。
イタリア生まれのエスプレッソですが、今や世界中のカフェで欠かせないものとなっています。
家庭用マシンも豊富に販売されているので、自宅で楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
[関連]【専門家監修】エスプレッソの正しい飲み方とは?本場イタリアの味わい方をご紹介
カフェオレとカフェモカのミルクの状態・量の違い
カフェオレ・カフェモカ「らしさ」を作るミルクにもそれぞれ違う点があります。
マイルドな美味しさや口当たりの柔らかさは、ミルクをプラスしたメニューならではですよね。
ミルクの状態・量の違いももちろん、味わいに大きく影響するので要チェックです。
カフェオレはドリップコーヒー5:温めたミルク5
カフェオレはドリップコーヒーとミルクの割合を半々で作ります。
ちょうど同じ量なのでわかりやすいですね。もちろん好みで調整してもOKです。
フランス生まれのカフェオレはそのまま「コーヒーと牛乳」という意味。フランスでは朝食で飲まれるのが一般的です。
コーヒーの刺激を和らげるために同量の温めたミルクを加える、というところから始まり、今では世界中で親しまれるようになっています。
カフェモカはエスプレッソ3:泡立てたミルク7
エスプレッソマシンのスチーマーなどで作った、スチームミルク・フォームミルクをエスプレッソへ加えるのがカフェモカです。
割合は、エスプレッソ3に対して、ミルク7が良いでしょう。
スチームミルクにできた泡をフォームミルクと呼びますが、この2層のミルクが味わいにとって大きな役割を果たします。
エスプレッソはイタリア発祥ですが、カフェモカはアメリカで考案されました。
パンチのあるビターなエスプレッソを甘く・飲みやすくするためと言われています。
カフェモカのスチームミルクとフォームミルクの割合
エスプレッソ3とミルク7の割合が美味しいカフェモカ。
加えるミルクについてもっと詳しく分けて、スチームミルクとフォームミルクの割合も知ってみましょう。
スチームミルク(液状)とフォームミルク(泡状)なので、味わいはもちろん口当たりにも大きく影響します。
カフェモカにおすすめなのは、「スチームミルク4フォームミルク6」で作ったミルクです。
エスプレッソマシンのスチーマーで作りますが、無い場合はミルクフォーマーや泡立て器でも作ることができます。
[関連]【バリスタ監修】フォームミルクとは?上手な作り方やスチームミルクとの違い
カフェオレとカフェモカのトッピングの違い
カフェオレとカフェモカの味わいを最も大きく変える、と言っても過言では無いのがトッピングです。
カフェオレには基本的にトッピングはありません。
ドリップコーヒーとミルクの美味しさを味わいます。
カフェモカはチョコレートの甘さとほろ苦さが肝心です。チョコレートソースを最後にトッピングすることでコーヒーとミルク、チョコレートの贅沢なハーモニーが生まれ、カフェモカとなります。
他にもチョコソースをカップにいれておいて、そこへエスプレッソを注ぐレシピもありますよ。
チョコソースに加えて、以下のトッピングもおすすめです。
- ココアパウダー
- 削ったチョコレート
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カフェオレとカフェモカの口当たりの違い
ドリップコーヒーとエスプレッソ、ミルクの違いやトッピングなど、それぞれに違いがあれば口当たりにも差が出るもの。
カフェオレとカフェモカの口当たりにも注目してみましょう。
それぞれのしっかりとした個性が感じられますよ。
カフェオレはまろやかで優しい口当たり
カフェオレはドリップコーヒーと温めたミルクで作られます。
ミルクのまろやかさと優しさがダイレクトに感じられる口当たりです。
スムーズな飲み心地で、スッと口の中にマイルド感が広がります。
ミルク感はたっぷりですが、どこかサラッとしているのも特徴です。
しつこさのない素直な口当たりで、モーニングコーヒーとして親しまれているのも納得ですね。
カフェモカはふんわりとしたやわらかい口当たり
カフェモカはフワフワとしたフォームミルクがやわらかな口当たりを作ります。
エスプレッソのとろみが感じられるような濃厚さを和らげつつ、ソフトで癒されるような飲み心地に。
スイーツやデザートのようなふんわりとした口当たりで、満足感もプラスされます。
おやつタイムにも良いですね。
ほっとしたい時や、やわらかさを味わいたい時にチョイスするのもおすすめです。
カフェオレとカフェモカの味わいの違い
最後は味わいの違いについてです。
カフェオレとカフェモカ、どちらもコーヒーとミルクの相性の良さを味わえますがカフェモカはさらにチョコレートがプラスされています。
「今どんな味わいを楽しみたいか」というのは、コーヒーを選ぶ際や作る時に真っ先に考えることですよね。
それぞれの違いからくる味わいの特徴をしっかりチェックしておきましょう。
カフェオレは甘みが強くクリーミーな味わい
カフェオレはドリップコーヒーの芳ばしさに加えて、ミルクのまろやかさが際立つ味わいです。
ミルクは砂糖を加えなくても、自然な甘みがあります。その自然な甘みが温められることでより感じられるようになるのですね。
さらにコーヒーの複雑な味わいと香りに加えられると、クリーミーさも引き立ってきます。
スムーズな口当たりを持つカフェオレは、コーヒーの美味しさとミルクの甘み・クリーミー感をしっかりと味わえます。
カフェモカは濃厚な甘さの中にほろ苦さのある味わい
チョコレートのほろ苦く甘い香りと味わいが、エスプレッソの強さをカバーしつつも引き立てます。
カフェモカはエスプレッソの濃厚さ・ミルクの甘み・チョコレートの個性、それぞれが味わいのポイント。
チョコレートはコーヒーにもミルクにも好相性なので、3つが引き立て合う美味しさをたっぷり楽しむことができます。
ミルクとチョコレートの甘さはもちろんですが、エスプレッソならではのビターなコクと濃厚さを感じられるのもカフェモカの特徴です。
カフェオレとカフェモカに似たコーヒー
エスプレッソなどにミルクを加えたコーヒーは、カフェオレ・カフェモカの他にもいくつかありますね。
カフェラテやカプチーノは似ているので特に間違いやすいかもしれません。
それぞれの違いについてちょっと曖昧(あいまい)になっている方も多いのでは無いでしょうか。
似ているコーヒーについても知っておくと、コーヒーを淹れたり味わう時間がもっと豊かになりますよ。
カプチーノ
カプチーノはエスプレッソにスチームミルクとフォームミルクを加えます。
その割合は半々なので、たっぷりのミルクの泡を味わうコーヒーと言えますね。
エスプレッソとミルクの割合は3:7で作られるのが一般的。
エスプレッソのガツンとくる美味しさとフォームミルクのふんわり感を味わう、というのがカプチーノの醍醐味です。
カプチーノは修道士の帽子が名前の由来となっています。
帽子のようにふんわりとしたフォームミルクを想像すると、覚えやすいかもしれませんね。
[関連]カプチーノとは?カフェラテ・カフェオレとの違いや作り方、美味しい飲み方を解説
[関連]カフェラテとカプチーノの違いとは?ミルクの量や口当たり、味わいの違い
カフェラテ
カフェラテもカプチーノと同じくエスプレッソがベースで、ミルクをプラスします。
ミルクはカプチーノと違って、スチームミルクが多くフォームミルクが少なめです。
エスプレッソとミルクの割合は2:8。
ミルクはフォームミルク1に対してスチームミルクが9です。
フォームミルクが控えめなので、エスプレッソの味わいを引き立てつつもよりまろやかになっています。
泡の層が薄いので「ラテアート」を描くことも。ラテアートは多くのカフェで人気となっていますね。
[関連]カフェオレとカフェラテの違いは?発祥地や抽出方法、口当たり、味わいの違い
カフェ・マキアート
マキアートとはイタリア語で「染み」を意味します。
これはエスプレッソにほんの少しの白いミルクを加えた様子が、染みのように見えることから名付けられました。
そのためミルクの量はカプチーノ・カフェラテよりも少なくなっています。
エスプレッソ3に対してフォームミルク1が基本的な割合。エスプレッソと同様にデミタスカップなど小さめのカップで提供されることが多くなっています。
またお店やレシピによってミルクの量も変わる場合があります。
カフェオレとカフェモカの違いを知って素敵なコーヒーライフを
混同されがちなカフェオレとカフェモカの違いについて解説しました。
実はベースとなるコーヒーの抽出方法から異なっていたのは、ちょっと意外だった方もいるのでは無いでしょうか。
ミルクの状態や量にも違いがあったり、チョコレートをトッピングするのがカフェモカだったりと違いがはっきりとわかりましたね。
「今飲みたい1杯」を決める時、どんな違いがあるのかを知っているとコーヒータイムがもっと充実したものになります。
コーヒーとミルクの相性の良さを味わいたい時にはカフェオレ。
チョコレートのアクセントでスイーツ気分を味わいたい時にはカフェモカ、などバリエーションがあるとコーヒーと過ごすひと時がもっと素敵になりますね。
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この記事を書いた人
編集部ライター・営業
コーヒーフレーバーのお菓子は見かけたら必ず買ってしまうほど大好きです。コーヒー好きの両親の影響で、中学生からドリップしていました。カフェや喫茶店はもちろんですが、子どもがいるため自宅でゆっくりとコーヒーを楽しんでいます。