コーヒーコラム

インスタントコーヒーは賞味期限切れでも飲める?鮮度の確認方法と保存方法

インスタントコーヒーの賞味期限切れは大丈夫?鮮度の確認方法と保存方法

コーヒー豆やコーヒー粉と少し違い、インスタントコーヒーは長持ちしやすいコーヒーです。

しかし、そんなインスタントコーヒーにも当然、賞味期限というものがあります。

ではもし賞味期限が切れてしまったら?美味しく飲めるものなのか、判断が難しいところ。

そこで今回は、賞味期限切れのインスタントコーヒーについて、安全なラインや鮮度の確認方法をまとめました!

この記事を書いた人

吉野

吉野

編集部ライター

編集部ライター。コーヒーの深さ、面白さに気づきコーヒーの良さをもっと世間に広めようとひつじの珈琲タイムの立ち上げに関わる。

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インスタントコーヒーの賞味期限はコーヒー豆・粉よりも長い

コーヒーの賞味期限

インスタントコーヒーは水分を抜いて乾燥させて粉末にしているので劣化しにくく、コーヒー豆や粉より賞味期限が長くなります。

インスタントコーヒーの賞味期限は販売するメーカーごとに異なるので、購入前・購入後に確認してみましょう。

商品に記載されている賞味期限は、未開封時の期限で書かれていることが多く、「賞味期限(開封前)」などと記載されています。

また開封してからの賞味期限は記載のある賞味期限と異なることも、その点も理解しておきましょう。

開封前のインスタントコーヒーの賞味期限は2~3年ほど

ネスカフェ24ヶ月
AGF19ヶ月
ドトール24ヶ月
UCC(瓶)36ヶ月
UCC(詰替、スティック)24ヶ月
キーコーヒー36ヶ月
イリー24ヶ月

インスタントコーヒーが有名なメーカーの賞味期限について、メイン商品でまとめてみました。

もっとも多いのは24ヶ月となっており、続いて36ヶ月というルールになっています。

AGFに関しては19ヶ月と、他メーカーより少し短くなっているのがわかりますね。

いずれの賞味期限も、開封前であることが前提となっています。

開封後のインスタントコーヒーの賞味期限は約1ヶ月

開封後の賞味期限は明確に決まっているものではありません。

ですが、開封してしまうと空気に触れることで、コーヒー豆・コーヒー粉などと同じように酸化していきます。

時間が経つにつれて、酸化による劣化で美味しくなくなっていきます。

開封後の賞味期限には明確な期限はありませんが、メーカー側でも「1ヶ月以内に飲み切ること」を推奨しています。

コーヒー豆・粉の賞味期限の目安は2週間~1年

コーヒー豆 コーヒー粉

コーヒー豆やコーヒー粉の賞味期限の目安は以下のとおりです。

コーヒー豆1ヶ月~1年
コーヒー粉2週間~1年

コーヒー豆や粉の賞味期限はインスタントコーヒーに比べて早いので、未開封の場合は製造日から「1年」を目安にすると良いでしょう。

また1度コーヒー粉に挽いてしまうと、豆よりも劣化するスピードが早まるため注意しましょう。

[関連]【専門家監修】コーヒー豆・粉の賞味期限はいつまで?適切な保存方法と活用方法

賞味期限切れのインスタントコーヒーを飲むのはおすすめしない

結論から言えば、賞味期限が切れていてもインスタントコーヒーは飲めますが、推奨はされません。

消費期限ではなく賞味期限での記載が一般的でもあるため、「美味しく飲めないけれど、飲むことはできる」と言えるでしょう。

賞味期限美味しく食べる・飲めることができる期限
消費期限期限を過ぎたら食べない・飲まない方が良い

劣化が早く傷みやすい食品は消費期限で管理され、期限を過ぎたら食べない・飲まないことが推奨されています。

賞味期限では「美味しく」ということが前提になるため、期限を過ぎたからといって絶対にNGというわけではないのです。

ただ、賞味期限を過ぎれば結局は美味しくない状態になりますので、おすすめもできません。

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インスタントコーヒーの鮮度落ちを確認する方法

粉が黒く固まり、振っても元に戻らない

開封してから時間が経つと、水分を吸って固まることがあります。

このとき、インスタントコーヒーを購入したときよりも、粉が黒っぽくなっていることも多いです。

何度か瓶を振ってみてサラサラに戻るようであれば飲めますが、固まったままなら飲まない方が良いです。

飲んだときにとても酸っぱく感じる

賞味期限切れから長い期間が経っている場合は、問答無用で捨ててしまっていいでしょう。

しかし、賞味期限が切れてすぐの場合、まだ飲めるのでは?と思いますよね。

インスタントコーヒーを淹れることは簡単なので、サッとお湯を注いでみて一口だけ口に含んでみてください。

もし、とても酸っぱく感じる場合は、風味が落ちきっています。捨てることをおすすめします。

カビる、腐ることはない

欠点豆

インスタントコーヒーには水分が含まれていないため、基本的にカビたり腐るということはありません。

ただし、賞味期限内であってもインスタントコーヒーの一部が白くなっていることもあります。

これはカフェインが結晶となって浮き出てきたものであることが多いです。

瓶を振ってサラサラに戻れば問題ないですが、以降も保存期間が長いと風味が落ちてきますので注意しましょう。

賞味期限切れのインスタントコーヒーは消臭剤や風味付けとして活用

消臭剤・脱臭剤として利用する

靴箱

コーヒーかすや賞味期限切れのインスタントコーヒーは、消臭・脱臭効果を持っているので消臭剤としても利用できます。

コーヒー豆から出るコーヒーかすに比べれば効果は薄くなるものの、それでも有意義な再利用方法でしょう。

下駄箱や灰皿付近、湿気がたまる場所や車の中などに適していますよ。

お菓子作りの風味付けに利用する

賞味期限が切れてしまったインスタントコーヒーは、食べるのも飲むのもあまりおすすめできません。

ですが、風味付けのひとつとして利用したり、レシピの一部に混ぜるという使い方は可能です。

例えばお菓子作りの風味付けなど、コーヒー風味をプラスしたいときに利用できます。

ただし、賞味期限が切れているものを使う以上は、風味がよくなるだけとは限らない、ということも覚えておきましょう。

[関連]【専門家監修】コーヒー豆は消臭・脱臭に再利用できる?抽出後のかすを使ったエコ術

インスタントコーヒーの鮮度をキープするコツ

インスタントコーヒー

インスタントコーヒーは正しい使い方や保存方法をしないと、風味が劣化してしまいます。

ここからはインスタントコーヒーの鮮度をキープするコツをいくつかご紹介していきます。

キャップを閉めて、冷暗所で保存する

キッチン

瓶のインスタントコーヒーをできる限り劣化させないためには、まずなによりキャップをしっかり閉めること。

その上で直射日光と高温多湿を避けた場所で保存する、というのがおすすめです。

開封前でも開封後でも保存する場所は変わらず、直射日光と高温多湿を避けた保存としてください。

[関連]【専門家監修】コーヒー豆・粉の保存方法とは?知っておくべきポイントを徹底解説

瓶タイプの内蓋(紙のシール)は全て剥がさない

インスタントコーヒー 保存方法

スティックタイプのコーヒーに対して、瓶タイプは内蓋(紙のシール)がついているのが一般的です。

この内蓋を全部剥がしてしまうと瓶とフタの間に隙間ができて、コーヒーが酸化しやすくなってしまします。

開封時にこのシールを残すようにして剥がすと密閉度が上がるので、より長く美味しいコーヒーを楽しむことができますよ。

冷蔵庫は使用しない

冷蔵庫

コーヒー豆は冷蔵庫・冷凍庫などで保存する、というのが長期保存の秘訣です。

しかしインスタントコーヒーの場合、出し入れによって湿気を吸収してしまう可能性が高まるため、冷蔵庫での保存は推奨されていません。

低温で直射日光を避けることはできるものの、湿気を防ぐことが難しい環境では保存しないようにしましょう。

乾いたスプーンを使用する

インスタントコーヒーを飲むとき、スプーンを使ってすくうならば必ず乾いたスプーンを使用しましょう。

ここでも先程と同じように、水分の吸収を防ぐために濡れたスプーンは使わないというのがベスト。

水分を吸収して固まってしまうため、必ず乾いたスプーンを使用するようにしてください。

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この記事を書いた人

yoshino

吉野

編集部ライター

かつてプロのパティシエを6年間経験。コーヒーとスイーツとのマリアージュの面白さに気づき、様々なスイーツとコーヒーとのペアリングを追求している編集部ライター。
休日は自分で作ったスイーツと、コーヒーでゆったりとしたコーヒータイムを送っています。

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