コーヒー器具の使い方

【専門家監修】ペーパーフィルターの使い方、淹れ方やお手入れ方法

ペーパーフィルターの使い方、淹れ方やお手入れ方法を解説します!

コーヒーフィルターの使い方や淹れ方について解説します。

現在コーヒードリッパーは、さまざまな形のものがあり多様化しています。

フィルターの使い方も形によって変わり、淹れ方によってもコーヒーの味わいは変化します。

本記事では、コーヒーフィルターの使い方以外にも注意点やお手入れの仕方について解説します。

コーヒーを自分で淹れてみたいと思っている人はぜひ参考にしてください。

この記事を監修した人

funada

船田 弘

DONABE-COFFEE 店主

独自の「土鍋焙煎」を確立すべく、2013年10月に沖縄県名護市にコーヒー豆屋をOPEN。自家農園でのコーヒー栽培にも着手し、少量ながら毎年収穫に成功している。

この記事を書いた人

くまおり

くまおり

フリーライター

コーヒーを生業とするWEBライター。コーヒーの他にもヨガなど”wellness”なことが好きで子育てをしながらwellness習慣を取り入れている。

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ペーパーフィルターとは?

フィルター

ペーパーフィルターとは、挽いたコーヒー豆をろ過するフィルターのことです。

コーヒー器具の中でも、比較的昔からある方法が「ドリップ式」と言われるコーヒーの淹れ方です。

そしてペーパーフィルターを使用した方法がペーパードリップです。

コーヒーは抽出する器具によっても味わいが全く変わってきます。

ではペーパードリップはどのような特徴があるのか見ていきましょう。

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ペーパーフィルターを使ったコーヒーのメリット

安価な道具だけで本格的なコーヒーが楽しめる

ペーパードリップ

ペーパーフィルターは100円均一でも手に入るほど、道具だけであれば手軽に入手することができます。

最近ではペーパーフィルターだけでなく、ハンドドリップに必要なアイテムは100円均一でも揃うようになりました。

今ではドリッパーなども一緒に販売されていることが多く、すぐに本格的なコーヒーを楽しみたいという人にぴったりです。

コーヒーの淹れ方によって味わいを調整できる

ペーパードリップ

コーヒー豆の引き具合やお湯の注ぎ方によって、細かく味を調整することも可能です。

完璧に自分好みの味にしようと思うと技術が必要なものの、味わいの濃淡を自分好みに調節することもできます。

もちろん、ペーパーフィルターは全自動コーヒーメーカーにも使えるので、手軽な使い方としても人気です。

雑味の少ないクリアなコーヒーが抽出できる

コーヒーカップ

ペーパーフィルターは、コーヒーの油分を吸いとります。

そのため、他の抽出器具と比べて雑味のない、クリアな味わいのコーヒーを抽出することができます。

これがペーパーフィルターと他のフィルターの違いとも言えて、コーヒーオイルが必要ないという人におすすめ。

片付けが楽

ペーパードリップ

コーヒーの豆かすは細かいので、処理するのに手間がかかります。

繰り返し使えるフィルターはエコではあるものの、毎回お手入れが必要というデメリットも。

しかし、ペーパーフィルターは使用後フィルターごと捨てることができるので、後片付けがとても楽です。

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ペーパーフィルターの使い方

ペーバーフィルターの使い方

それではペーパーフィルターを使ってコーヒーを入れてみましょう!

今回使う準備物

コーヒー粉やお湯はもちろんのこと、ドリッパーやスプーンなどを用意しましょう。

適切に量るためには、はかりやスプーンなどが必須です。

今回使用している商品はコレ!

カリタ

コーヒーフィルター FP102濾紙

1. ペーパーフィルターとドリッパーを準備する

ペーバーフィルター

まずはペーパーフィルターからです。

折り方にはポイントがありますので、ぜひ覚えておきましょう。

ペーパーフィルターの折り方のポイント

ペーパーフィルターの折り方のポイント

ポイントは互い違いに折ることです。

互い違いに折ることで、コーヒーフィルターの接着部分の強度が増し、抽出中にフィルターが壊れることを防ぎます。

また、台形型のペーパーフィルターを使うときには、底の角部分を押しつぶしておくのがおすすめ。

paperdrip_026

こうすることで立体的に広がるようになるため、収まりが良くなります。

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2. マグカップの上にドリッパーとコーヒー粉をセットする

マグカップの上にドリッパーとコーヒー粉をセット

コーヒーにこだわるのであればコーヒーサーバーなどがあると便利ですが、今回は手軽に淹れる方法をご紹介するので直接マグカップの上にセットします。

マグカップにコーヒーを抽出する時は、お湯が溢れないように大きめのマグカップを用意するのがおすすめです。

事前に何ml入るのかマグカップの容量も確認しておくと更に良いでしょう。

できれば300mlは入るマグカップが理想的です。

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3. お湯を注いで蒸らす

お湯を注ぎ、蒸らす

まずはお湯を注いで「蒸らし」作業をします。

円を描くようにお湯を注いて20秒~30秒ほど待ちましょう。

蒸らし作業をすることでお湯がまんべんなくまめに行き渡り、コーヒーの甘味や深みが引き立ちます。

4. 円を描くようにお湯を注いでいく

円を描くようにお湯を注いでいく

蒸らし作業が終わったら、引き続き「の」の字を描くようにお湯を入れていきます。

粉がたくさん入る中心部分を重点的に、お湯を注ぎ入れるとバランスよく抽出できます。

お湯をゆっくり細く注ぐと濃いの味に、お湯を速く太く注ぐとスッキリ目の味に仕上がりますので目安にしてください。

また、コーヒーを作る量が1~2杯のときと7~8杯のときでは、お湯を注ぐ太さが太く強めになってきます。

マグカップからコーヒーが溢れないように注意しながら、コーヒーの出来高(推奨300ml)までお湯を注ぎ続けましょう。

最後の一滴は、苦味やえぐみなどの原因になるので入れないよう注意してください。

抽出し続け出来高まで達したら抽出途中でもドリッパーをマグカップから外し、最後の一滴のコーヒーのアクを入れないようにします。

5. 完成したらドリッパーを取り外して撹拌(かくはん)する

撹拌

抽出後のコーヒーは、底の方に濃い風味のコーヒーが沈んでいるのでコーヒー濃度を整えるために優しく撹拌(かくはん)しましょう。

▼完成!

コーヒー

ペーパーフィルター利用時の注意点

セラミックフィルター

ペーパーフィルターは基本的に、自社が提供するドリッパーの形状に合わせて作られています。

ドリッパーに合わないフィルターを使うと、お湯を均等に落とせないために雑味が出たり、味に影響が出る場合があります。

そのため、ドリッパーの形状に合ったフィルターを使いましょう。

ペーパーフィルターを使ってコーヒーを飲む良さ

ゆったりとした時間を贅沢に味わえる

ペーパーフィルターを使ってコーヒーを抽出する良さは「ゆったりとした時間を贅沢に味わえる」ことです。

コーヒーを淹れている時は、立ち上がるコーヒーの香りに癒されます。

その香りを味わいながらゆったりとした時間を過ごせる贅沢を存分に味わってください。

ペーパーフィルターを使うことによって、後味がスッキリとしたコーヒーに仕上がります。

インスタントコーヒーや缶コーヒーもスッキリした味のものはありますが、圧倒的に鼻に抜けるコーヒーの香りが違います。

ペーパーフィルターを使うことによって、コーヒーの香りを存分に味わうことができ、さらにはえぐみないスッキリとしたコーヒーを堪能できるでしょう。

まとめ

コーヒーは奥深い飲み物です。コーヒーを淹れる器具やコーヒーの淹れ方によって味わいが変わってきます。

今回は簡単にコーヒーを淹れる方法を解説しました。

ペーパードリッパーは比較的手軽にコーヒーを味わえる抽出器具です。

まずは気軽に試してもらい、おいしいコーヒーのある生活を楽しんでください。

今回使用している商品はコレ!

カリタ

コーヒーフィルター FP102濾紙

毎日のコーヒー生活に欠かせないコーヒーフィルター。
中でも手軽で便利な、ペーパーコーヒーフィルターをご紹介します。

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この記事を監修した人

funada

船田 弘

DONABE-COFFEE 店主

独自の「土鍋焙煎」を確立すべく、2013年10月に沖縄県名護市にコーヒー豆屋をOPEN。自家農園でのコーヒー栽培にも着手し、少量ながら毎年収穫に成功している。2021年「COFFEE SYMPHONY~コーヒーの自給自足を目指す人へ~」(つむぎ書房)を出版。

この記事を書いた人

くまおり

くまおり

フリーライター

コーヒーを生業とするWEBライター。コーヒーの他にもヨガなど”wellness”なことが好きで子育てをしながらwellness習慣を取り入れている。

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