コーヒー豆の分量でコーヒーの味は当然大きく変化します。
適切な分量を知れば、安定した味の美味しいコーヒーを淹れることができますね。
この記事では、コーヒー豆の適切な分量について詳しく解説。
カップの大きさや人数で変化するコーヒー豆の量や、豆の量に注意したいメニューについてもご紹介しています。
より充実したコーヒータイムを過ごすために、ぜひコーヒー豆の分量について知りましょう。
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もくじ
コーヒー豆の量を適切に計測するべき理由
コーヒー豆の量の変化は当然味に直結します。
濃すぎる・薄すぎるコーヒーでは、せっかくのコーヒー豆の味わいが損なわれてしまうことに。
味の好みはありますが、適切な量を知っておけばそこから量の調整ができます。
コーヒー豆の美味しさを最大限に引き出し、雑味が強くなりすぎないよう適切な量を知ることが大切です。
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安定した味の美味しいコーヒーになる
美味しいコーヒーのための適切な量を知っておくと、いつでも安定した味わいのコーヒーを淹れられます。
また、計測しながら好みの味を見つけていくのも楽しい作業ではないでしょうか。
基本を知っておけばアレンジする時も簡単ですね。
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1人分のコーヒー豆の分量は10g
まずは基本的に1人分のコーヒーの量は10gと覚えましょう。
一般的に適切とされる分量が10gのため、ここから濃いめが好きであれば少しプラスするなど、自分の味の好みを見つけていくのがおすすめです。
2杯分以上淹れる際は、単純に倍量にしていくと濃くなってしまうため注意が必要になります。
コーヒーカップ(120cc)で10gを目安にする
喫茶店などで使われるような、オーソドックスなコーヒーカップが120ccほどの容量です。
このようなコーヒーカップを使う際の1人分の豆の量が10g。
当たり前ですがカップの容量によってコーヒー豆の量も変化するため、自宅でよく使うカップの容量を知っておくと良いのではないでしょうか。
数人分を淹れる時のコーヒー豆の分量には注意
単純に人数分×10gをすると濃くなってしまう
コーヒーカップに2杯以上淹れる際の量の目安は以下の通りです。
- 1杯分(120cc)--------10g
- 2杯分(240cc)--------18g
- 3杯分(360cc)--------25g
- 4杯分(480cc)--------30g
ドリップコーヒーの場合、単純に倍量にしていくと濃くなりすぎてしまいます。
なぜかというと、豆の量が増えるにつれ、お湯がドリッパー内に滞留する時間が長くなるため。
1度に淹れる杯数が多いほど、豆の量は少なくて済む計算になります。
また2杯以上入れた方が美味しく淹れられる、というメリットもあります。
マグカップやタンブラーのコーヒー豆の分量
自宅で飲む際はマグカップを使用する、という方も多いのではないでしょうか。
また持ち運ぶためや保温性を考慮してタンブラーを使用するという方も。
どちらもコーヒーカップより容量が多いですね。
このような場合のコーヒー豆の分量についてみていきましょう。
マグカップはコーヒーカップの約倍量と考えてOK
基本的にマグカップ(240cc)はコーヒーカップの倍量、と考えてOKです。
そのためマグカップ1杯分で、通常のコーヒーカップ2杯分にあたる18gを目安とするのがおすすめ。
お手持ちのマグカップの容量がわからない時や、大きく違いそうな時は1度量ってみると良いでしょう。
タンブラーはあらかじめ量を計算しておくとよい
さまざまなタイプのタンブラーが販売されているため、大容量のものもあればごくスリムなものも。
よく使うタンブラーの容量を把握しておくとコーヒー入れる際にわかりやすいですね。
たくさん淹れる場合でも安定した美味しさを味わうために、容量はしっかりチェックしておきましょう。
コーヒー豆の分量を量るツール
キッチンスケールできっちり正確に
最も正確なのはキッチンスケールで量ること。
細かな調整もきくためしっかり量を確認するには、この方法がおすすめです。
好みの味わいを探す時にもキッチンスケールがあれば簡単ですね。
プロの美味しさを目指したい方は、ぜひキッチンスケールを使ってみましょう。
手軽なメジャースプーンで
ドリッパーなどに付属しているメジャースプーンを使っているという方も多いですね。
手軽でサッと使いやすいメリットがある反面、2杯以上淹れる時や1杯当たり何gあるのかがわかりにくい点がデメリット。
初めて飲む豆を量る時などは少し注意が必要ですが、目分量的に手早く飲みたい方にはとても便利な道具でしょう。
メーカーによって分量が違うので注意
メジャースプーンはメーカーごとにバラつきがあるため注意が必要です。
メジャースプーン1杯あたりでメーカーによって3~4gほどの差があるため、手持ちのメジャースプーンの容量をよく確認しておきましょう。
スプーンによっては2杯目以上の目盛りなどがついている場合もあります。
メジャースプーン1杯でも豆と粉では重さが異なる
メジャースプーンでコーヒー豆すりきり1杯と、コーヒー粉すりきり1杯では同じ重さにはなりません。
コーヒー豆はメジャースプーン内で隙間ができる分、軽くなってしまうのです。
コーヒー豆ですりきり1杯の場合、粉は山盛り1杯程度にすると同じぐらいの重さになります。
重量が同じでも容量は粉のほうが多くなる、ということを覚えておきましょう。
コーヒー豆の分量に注意が必要なメニュー
濃く淹れるのがポイントのアイスコーヒー
濃くいれたコーヒーに氷を加えて作るアイスコーヒー。
氷で薄めるため、薄く抽出してしまうと味わいが半減してしまいます。
おすすめの分量は1杯分(120cc)に対して豆は10gにすること。
そのうち、抽出するコーヒーを60cc・加える氷60ccで作るのが簡単なポイントです。
コーヒーと氷を1:1の割合にすると美味しいアイスコーヒーになりますよ。
浅煎り豆の味わいを引き出す分量
昨今、人気がどんどん高まっている浅煎り豆。
フルーティーな酸味やさっぱりとした風味が好きな方も増えていますね。
しかし豆の量が多くなってしまうと酸味がきつすぎて味わいにクセが生まれてしまいます。
- 1杯分(160cc)--------10g
- 2杯分(320cc)--------18g
- 3杯分(480cc)--------25g
- 4杯分(640cc)--------30g
上記の分量を参考にして、さっぱりと美味しい浅煎り豆を味わうのがおすすめです。
少し多めの分量が美味しい深煎り豆
深煎りのコーヒー豆は、豆の量を少し多めにすると美味しいコーヒーに。
コーヒー豆は、焙煎が深くなればなるほど水分が抜けて軽くなります。
そのため同じスプーン1杯に見えても、実際に計量してみると深煎りの豆はやや軽くなりがちに。
おすすめの目安は以下の通りです。
- 1杯分(160cc)-------- 11g
- 2杯分(320cc)-------- 19g
- 3杯分(480cc)-------- 28g
- 4杯分(640cc)-------- 32g
深煎り豆の豊かなコクを存分に楽しみましょう。
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この記事を監修した人
DONABE-COFFEE 店主
独自の「土鍋焙煎」を確立すべく、2013年10月に沖縄県名護市にコーヒー豆屋をOPEN。自家農園でのコーヒー栽培にも着手し、少量ながら毎年収穫に成功している。2021年「COFFEE SYMPHONY~コーヒーの自給自足を目指す人へ~」(つむぎ書房)を出版。
この記事を書いた人
編集部ライター・営業
コーヒーフレーバーのお菓子は見かけたら必ず買ってしまうほど大好きです。コーヒー好きの両親の影響で、中学生からドリップしていました。カフェや喫茶店はもちろんですが、子どもがいるため自宅でゆっくりとコーヒーを楽しんでいます。