健康志向が高まってきている昨今、カフェインレスコーヒーを選ぶ人は増えてきています。
カフェインを含むコーヒーが未だ主流であるものの、その勢いは凄まじいものです。
ですが、そんなカフェインレスコーヒーには副作用やデメリットはないのか?
安心してカフェインレスコーヒーを飲むためにも、知っておきたい知識をご紹介します!
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もくじ
カフェインレスコーヒーとは?
まずは、カフェインレスコーヒーとはなにか?についてご紹介します。
カフェインレスコーヒーは、その名の通りカフェインが少ないコーヒーのこと。
あくまでカフェイン量が少ないだけであり、カフェインがゼロというわけではありません。
また、「カフェインレス、デカフェ、ノンカフェイン」など、様々な呼び方があります。
それぞれどういったものなのか解説していきます。
カフェインレスコーヒーとはカフェイン含有量の少ないもの
カフェインレスコーヒーというものを掘り下げていくと、カフェイン含有量が少ない飲食物である、と認識できます。
元からカフェインを含んでいる量が少ないもの、ということですね。
デカフェコーヒーはカフェインを含んだものから除去したもの
デカフェコーヒーというものも最近では多く見かけるようになりました。
このデカフェとは、カフェインを含むコーヒーに対して手を加えることで、カフェイン量を減らしたものです。
もっともスタンダードな認識がこのデカフェ、ということになりますね。
ノンカフェインは元からカフェインを含んでいないもの
ノンカフェインとは、元からカフェインを含んでいない飲食物のこと、と認識できます。
しかし全くカフェインを含まないコーヒーというものはありません。
そして、これら3つのコーヒーは全て同じような認識で捉えられており、一緒くたにされています。
そのため「カフェイン量が少ないけれど、カフェインはゼロじゃない」という認識がおすすめです。
カフェインレスコーヒーの副作用とデメリット
カフェイン摂取による覚醒作用が減少する
カフェインレスコーヒーのデメリットとしては、カフェインによる覚醒作用が減少してしまうこと。
交感神経を刺激してくれることによるメリットは、かなり減少してしまいます。
カフェインにはダイエット効果なども期待されていますが、これらも減少することになります。
[関連]コーヒーを飲むと太る?痩せる?コーヒーの効果と飲み方のコツを解説!
飲みすぎると貧血を引き起こす恐れがある
人間は体の中でミネラルを作ることはできないため、ミネラルを含む食べ物を摂取する必要があります。
しかしコーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、ミネラル成分が尿として体外へ排出されてしまい、ミネラルの吸収を阻害してしまうのです。
またコーヒーに含まれるクロロゲン酸も、ミネラルの吸収を阻害する効果があるため、コーヒーを飲みすぎると貧血の原因になると言われています。
カフェイン除去方法によっては危険なものもある
後述していますが、カフェインの除去方法によっては危険なこともあります。
カフェイン除去方法は大きくわけると3種類あり、このうち化学薬品を使ったものも存在します。
現在ではとても少なくなっていますが、化学薬品を使うと体への悪影響が考えられます。
コーヒーの味が薄く感じることも
カフェインを除去することにより、コーヒーの味が薄く感じてしまうことも。
カフェイン除去によりコーヒー成分が抜けていき、薄味になるということです。
最近のカフェインレスコーヒーでは減っていますが、未だ存在しています。
カフェインレスコーヒーの効果とメリット
睡眠の質が向上する
カフェインを含むコーヒーだと、カフェインによる覚醒作用というメリットがあります。
しかしこれはデメリットにもなっており、夕方から夜間にかけて摂取することで睡眠障害に繋がることも。
その点、カフェインレスコーヒーに変えれば、いつもより睡眠の質が向上したと感じるでしょう。
[関連]コーヒーを飲むと眠くなることがある?その原因やカフェインの効果について
体調不良が軽減する
カフェインによって体調不良となる人は少なからずいます。
そうした人はカフェインレスコーヒーに変えるだけで、体調不良がマシになることが期待できます。
カフェインの摂取量を減らせる、というのも大きなメリットですね。
[関連]【医師監修】コーヒーの飲み過ぎが身体に与える悪影響とは?
[関連]コーヒー1杯のカフェイン量はどのくらい?摂取量目安やメリット・デメリットも解説
利尿作用を抑えることができる
「コーヒーを飲むとトイレが近くなってしまう」ということが起こるのは、実はカフェインが原因です。
カフェインによって腎臓の働きが促進され、体内の水分が排出されやすくなります。
しかしカフェインレスコーヒーは含まれるカフェイン量が少ないので、一般的なコーヒーよりも利尿作用を抑えることができます。
コーヒーを飲みたいけれど、トイレが心配な時はカフェインレスコーヒーにするのもおすすめです。
妊娠中や授乳中の方でも飲める
英国食品基準庁によると、妊婦がカフェインを多く摂ることで胎児の健康リスクが高まる、と発表しています。
そのため妊娠中や授乳中の人は、カフェイン摂取量を成人の半分ほどにするよう求められているんです。
その点、カフェインレスコーヒーなら、多少なりとも飲める量を増やすことができます。
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カフェインレスコーヒーだから体に悪いということはない
結論として、カフェインレスコーヒーだから体に悪い、ということにはなりません。
ご紹介したようにカフェイン除去方法に問題がある場合は、体への悪影響も考えられます。
ただし、カフェイン除去方法がクリアとなれば、メリットの方が大きいともいえます。
カフェインによるメリットとデメリットを天秤にかけ、どちらが自分に適しているかを選ぶのがおすすめです!
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カフェインレスコーヒーのカフェイン除去方法
カフェインレスコーヒーには次のようなカフェイン除去方法があります。
安全なカフェインレスコーヒーを選ぶ際の規準にしてみましょう。
水抽出
水抽出とは、現在主流となっているウォータープロセスのベースになった抽出方法です。
もっとも初めに水を使って行われたカフェイン除去方法で、安全な方法のひとつ。
ただ、カフェインと同時にコーヒー成分も溶け出してしまうため、あまり美味しくはないカフェインレスコーヒーになっていました。
ウォータープロセス
ウォータープロセスとは、水やお湯を使ってカフェインを除去する方法のことです。
代表的なスイスウォータープロセスでは、お湯を使ってカフェインのみを取り除きます。
カーボンフィルターを使ってカフェインを取り除くため、安全にカフェイン除去できる方法です。
超臨界二酸化炭素抽出
非常にコストは高いものの、安全性もかなり高いといわれている超臨界二酸化炭素抽出。
やや難しいのですが、二酸化炭素を超臨界流体という状態にしてカフェインを除去していきます。
コーヒー豆に負担をかけることなくカフェイン除去できる方法なので、美味しさを保てる方法でもあります。
有機溶媒抽出
とても安価にカフェイン除去できる方法として、最初に誕生したカフェイン除去方法。
ですが、「ベンゼン、クロロホルム、トリクロロエチレン」などの薬品がコーヒー豆に触れる方法であるため、危険な除去方法です。
日本では薬品を使用したカフェイン除去方法のものは輸入できないことから、購入すること自体できません。
[関連]カフェインレスコーヒー(デカフェ)の作り方は?自宅で作ることができるのか
カフェインレスコーヒーの一日の適量
スタバのカフェイン量を比較
コーヒー(ショート) | カフェイン含有量 |
---|---|
ドリップコーヒー | 189mg |
ディカフェドリップコーヒー | 10mg |
スタバのスタンダードなドリップコーヒーで、カフェイン量を比較してみました。
ドリップコーヒーの場合、ショートサイズで189mgのカフェインが含まれています。
対してディカフェドリップコーヒーでは、カフェインが10mgとなっています。
カフェイン除去しているかどうかで、約19倍の違いがあるということですね。
【健康的な成人】カフェインレスなら40杯程度
カナダ保健省によると、健康的な成人における1日あたりのカフェイン摂取量は400mg。
スタバのドリップコーヒーに換算してみると、2杯程度がひとつの基準になっています。
これがディカフェドリップコーヒーになると、40杯ほどに引き上げられます。
【妊娠中の人】カフェインレスなら20杯程度
対して妊娠中の人は、世界保健機関によると1日3~4杯。英国食品基準庁によると1日200mg。カナダ保健省によると1日300mgとされています。
カフェイン入りのドリップコーヒーなら1~2杯あたりが限度なものの、ディカフェドリップコーヒーになると20杯程度になります。
カフェイン量としてはこの基準になりますが、何事もやりすぎ飲み過ぎはよくありません。
※あくまで海外の基準であり、カフェイン摂取量だけを目安とした量となっています。過剰摂取には注意しましょう。
カフェインレスコーヒーの適切な選び方
まずはカフェイン除去方法をチェック
最初にチェックしておかなければいけないのは、カフェイン除去方法です。
前述したように、カフェイン除去方法によっては危険なものも存在します。
危険な有機溶媒抽出は日本に輸入できないものの、自分の目で確かめることも重要です。
オーガニックであればなお良し
カフェインレスコーヒーの中には、オーガニックコーヒーを使用しているものも多くなっています。
オーガニックなら化学肥料などを使わず有機栽培されているコーヒー豆なので、より安心できます。
健康志向の方や、環境保全などを意識する方にはおすすめです。
飲み方に合わせてタイプを選ぶ
カフェインレスコーヒーのタイプは豆・粉タイプやインスタント、ドリップバッグなど様々な種類があります。
主に自宅でコーヒーを飲むことが多い方は、コーヒーメーカーを使って淹れる豆・粉タイプがおすすめ。
コーヒー本来の味や香りを一番楽しめて、豆を挽く瞬間の香り豊かさや空間すらも楽しめます。
インスタントやドリップタイプのコーヒーは、普段から忙しくしている方におすすめのコーヒーです。
カップとお湯さえあれば飲めるため、ちょっとした時間にサッとコーヒーを淹れることができます。
カフェインレスコーヒーのおすすめBEST3
No.1 辻本珈琲 カフェインレスコーヒー ドリップコーヒー
辻本珈琲
カフェインレスコーヒー ドリップコーヒー
参考価格 2,650円
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化学薬品を一切使用していない、超臨界二酸化炭素抽出でカフェイン残留率が0.1%以下となったコーヒー。
コロンビア産のコーヒー豆を使用することで、ほどよい苦味と香りを実現しています。
カフェインレスでありながらも、美味しくコーヒーを楽しめる仕組みになっています。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 | 450g |
産地 | コロンビア |
焙煎 | 中深煎り |
品種 | アラビカ種 |
No.2 青海珈琲 コロンビア カフェインレスコーヒー
青海珈琲
コロンビア カフェインレスコーヒー
参考価格 810円
こちらはスイスウォータープロセスで、カフェインの97%を除去しています。
コロンビア産コーヒー豆の良さを引き出しており、香りや甘みが堪能できます。
コーヒーの風味をそのままにしつつも、すっきりとした味わいです。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 | 100g |
産地 | コロンビア |
焙煎 | 独自焙煎 |
No.3 クライス カフェインレスコーヒー
クライス
カフェインレスコーヒー
参考価格 836円
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厳選されたアラビカ種コーヒー豆を使用し、美味しいコーヒー豆の風味をそのままにしたカフェインレスコーヒー。
インスタントながらコーヒー風味はそのままで、酸味や香りが調和しています。
超臨界二酸化炭素抽出でカフェインを除去しており、99.7%までのカフェインが除去されていますよ。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 | 50g |
産地 | ブラジル、コスタリカ、タンザニア |
焙煎 | - |
品種 | アラビカ種 |
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コーヒー好きにとって、カフェインは必須とも言えるコーヒー成分のひとつです。
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この記事を書いた人
編集部ライター・営業
バリ島で飲んだコーヒーの甘さとザラザラ感にびっくりし過ぎて、吹き出した経験をもつ編集部ライター。
その経験をきっかけに日本と世界のコーヒーの違いを知り、コーヒーの奥深さどんどんハマっていく。
コーヒーの味や香りだけでなく、カフェ空間やコーヒーを作る工程などの魅力にハマり毎週喫茶店巡りをしている。