コーヒーコラム

エナジードリンクとコーヒーのカフェイン量の違いを解説!一日の摂取目安量や注意点も。

エナジードリンクとコーヒーのカフェイン量の違いを解説!

眠気覚ましや興奮作用などがあるカフェイン。

コーヒーのほかにもお茶やエナジードリンクなど、幅広い食品に入っており、気づけば口にしているような代表的な成分です。

カフェインのメリットは医療品としても活躍していますが、摂取量を誤れば体にも負担をかけてしまうことにもなります。

本記事ではカフェインの適切な摂取量や、エナジードリンクとコーヒーとのカフェイン量について解説していきます。

この記事を書いた人

山下美月

山下美月

管理栄養士/ソムリエ/フリーライター

管理栄養士&ソムリエの食べ飲み大好きライター。無類のコーヒー好き。食に関するあれやこれを発信中。モットーはよく食べよく飲みよく働くこと。

 

カフェインとは?

カフェイン

カフェインは、コーヒーやお茶、コーラなど身近な食品に含まれている苦味をもった成分です。

アルカロイドという化合物の仲間で、覚醒作用や解熱鎮痛作用、頭痛薬など、医療用としても幅広く使われています。

カフェインは医療用にも使われるほど人に及ぼす効果は大きく、健康的なメリットが近年取り上げられています。

眠気覚ましと血圧を下げる

眠気覚ましと血圧を下げる

代表的な効果は、脳内で眠気を作り出す「アデノシン」をブロックし、脳を覚醒させ頭をすっきりさせることです。ほかにも利尿作用があるので、血圧を下げる効果も期待できます。

しかし過剰摂取や間違えた摂取方法をとると、その分体に悪影響を及ぼしてしまうことも。

カフェインという身近な成分である分、しっかりと摂取量を守るということが重要です。

コーヒー、エナジードリンク、栄養ドリンクのカフェイン量の違いはどのくらい?

それぞれのカフェイン含有量一覧

カフェイン含有量

商品名 容量 カフェイン量
ドリップコーヒー 100ml 60mg
インスタントコーヒー 100ml 60mg
ボスレインボーマウンテンブレンド 185ml 60mg
ワンダモーニングショット 185ml 60mg
レッドブル(日本) 250ml 80mg
レッドブル※カロリーオフ(日本) 250ml 80mg
モンスターエナジー(日本) 355ml 142mg
リポビタンD 100ml 50ml
エスカップ 100ml 50ml
メガシャキ 100ml 100ml
眠眠打破 100ml 120ml

100ml換算だと、エナジードリンクよりもコーヒーの方が多くカフェインが含まれていることがわかりますね。

また眠眠打破やメガシャキのような眠気覚まし系のドリンクは、コーヒーよりも多くのカフェインが含まれます。

コーヒーカップ1杯が約120ml〜150ml、マグカップ1杯が200ml〜250mlなので、一回に飲める量はコーヒーカップで2杯、マグカップで1杯程度が良いとされています。

海外で販売されているエナジードリンクのカフェイン量は日本より多いのか?

エナジードリンク

海外のエナジードリンクと日本のエナジードリンクでは、同じ商品でも成分分量が少し異なります。

海外のエナジードリンクはカフェイン量が多いというイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?

実際に海外と日本の製品成分を比べて見てみましょう。

レッドブルで100 mlのカフェイン含有量を比較した結果

レッドブル

海外版レッドブル473mlのカフェイン量は151 mg(100mlあたり31.9 mg)、日本版レッドブル250mlのカフェイン量は80mg(100mlあたり32 ml)です。

意外にも少しだけ日本のレッドブルのカフェイン量が多いのです。

しかし容量に差があり、ほとんどの商品が日本製品より大きく、結果的に多くのカフェインを摂取してしまう可能性があります。

1日、もしくは1回の適正な摂取量を守りながら、安全においしく楽しく飲むことが大切です。

カフェインはどの程度までなら摂取していいの?

日本

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日本で許容されているカフェインの摂取量は、食品安全委員会や厚生労働省などでもまだ基準が設けられていません。

これはカフェインの影響がその人個人の体重や年齢、持病やカフェイン感受性によっても大きくことなるからだとされています。

現在はカフェインの健康被害に関する情報を集めている段階なので、今後の発表に期待しましょう。

海外

健康な成人 欧州 オーストラリア カナダ アメリカ
1日の上限ライン 200mg 210mg 400mg 400mg

海外では最大摂取量が設けられています。

国によって異なりますが、200mg〜400mgがカフェインの1日最大摂取量と考えてよさそうですね。

[関連]コーヒーは1日何杯までが適量か詳しく解説!

カフェインを摂りすぎるとどうなるのか?

カフェインは中毒性があり、摂取し過ぎると様々な症状が生じる

カフェイン

ちょっとした休憩時や水分補給としてドリンクなどで気軽に取れるカフェインですが、適量を超えた過剰摂取は体にとって負担となります。

一度に多くの量を摂取しすぎた場合や、慢性的なカフェインの過剰摂取は急性中毒の症状が現れることも。

カフェイン過剰摂取の中毒度合いによっての症状を解説します。自分に当てはまらないか確認してみましょう。

軽度の場合

中毒症状が軽度の場合、食欲不振、不眠、興奮などがあります。

カフェインは胃酸の分泌を促す働きがあり、過剰の胃酸分泌は胃を痛め、食欲を減少させてしまいます。

またカフェインは覚醒作用がある反面、交感神経が優位になり、不眠や興奮状態を引き起こしてしまうこともあります。

そのほか、体の震えや嘔吐、頻脈など人によってさまざまな症状を引き起こします。

重度の場合

中毒症状がさらに進むと、重症な症状である意識障害や痙攣発作、不整脈など入院が必要となってくるほど苦しい状況となってしまう可能性があります。

そのほか人によっては低カリウム結症、高血糖、低血圧なども認められ注意が必要です。

カフェインは耐性が生じる

耐性が生じる

薬やアルコールなどと一緒で、カフェインも継続的に摂取すると耐性が体の中で構築されます。

以前と同等の量を摂取しても、体が効果を感じにくくなってくるのです。

この結果さらに多くのカフェインを求める行動に繋がり、依存症となる要因になってしまいます。

2011年度からの5年間に少なくとも101人が救急搬送されている

救急搬送

カフェインの急性中毒の問題は、エナジードリンクがより普及している海外のニュースであると思われがちです。

しかし日本中毒学会の調査によると、日本でも中毒症状により2011年度からの5年間に101人が救急搬送され、うち3人が亡くなったという発表がされています。

気軽に摂取できるものだからこそ、自分自身で摂取量をコントロールすることを心がけましょう。

カフェイン中毒の治し方

治し方

一般的にはアルコールの治し方と同じ方法がとられます。

一時的に大量に摂取してしまった場合、水分を取りどんどんカフェインを体外に出していくという治療法です。

一方依存症となってしまった場合、長い時間をかけて治療していくことになります。

この場合離脱症状が生じ、吐き気や偏頭痛、だるさや眠気といった症状があらわれることが多いです。

症状はだいたい数日から一週間ほどで収まると言われてますが、この間の離脱症状に耐えられず挫折してしまう人も多いです。

一旦カフェイン中毒になってしまうと、そこから脱出するまでにかなりの気力と根気が必要でしょう。

まとめ

コーヒーやエナジードリンクは、休憩のお供やリフレッシュにも最適で、毎日飲んでる人も多いかと思います。

特にコーヒーは健康メリットがフォーカスされることが多く、体にも良い飲みものという印象もあります。

しかしカフェインという部分でみると、過剰摂取は体に負担をかけるだけでなく、中毒症状など危険な症状も引き起こす場合もあるのです。

コーヒーやエナジードリンクも、きちんとした摂取量を守れば体によい影響を与えてくれますので、用法用量を守り、楽しんで飲んでくださいね。

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