コーヒーコラム

カフェインレスコーヒーの効果とメリットを詳しく解説します!

カフェインレスコーヒーの効果とメリットを詳しく解説します!

2015年に国内初のカフェイン中毒による死亡例が報告されて以降、カフェインの依存性についてはたびたび議論の対象になっています。

カフェイン中毒や過剰摂取の問題から、近年注目が集まるのがカフェインレスコーヒー。

コンビニやカフェなど、身近な場所で見かける機会も増えました。

しかし、カフェインレス製品と従来製品の違いについて、カフェイン量が違うくらいの認識しかない人は少なくないはず。

本記事では、そんなカフェインレスコーヒーの効果をご紹介します。

従来のコーヒーから、カフェインレスコーヒーに変えるメリットやデメリットについても説明しています。

この記事を書いた人

コウタ

コウタ

編集部ライター

365日欠かさずコーヒーを飲んで過ごす編集部ライター。

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もくじ

カフェインレスコーヒーとは?デカフェ・ノンカフェインとの違いも

デカフェ カフェインレスコーヒー

カフェインレスコーヒーとは含まれるカフェインの量が少ないコーヒーのこと。

あくまでカフェイン量が少ないだけであって、ゼロではありません。

カフェインに関連する商品には「カフェインレス、デカフェ、ノンカフェイン」など様々あります。

しかし、それぞれの持つ微妙なニュアンスの違いについて知らない人は少なくないでしょう。

[関連]カフェインレスコーヒーとは?効果やメリット・デメリット、作り方を解説

[関連]カフェインレスコーヒー(デカフェ)の作り方は?自宅で作ることができるのか

カフェインレスとはカフェイン含有量の少ないもの

カフェインレスとはカフェイン含有量の少ないもの

カフェインレス本来の意味は、カフェインの含有量がもともと少ない食べ物・飲み物のこと。

現在の日本ではカフェインを90%以上除去した飲食物をカフェインレスと表示しており、元々入っていたカフェインを除去した飲食物もまたカフェインレスと定義されます。

このカフェインレスという名称は日本独特のもので、海外ではデカフェやディカフェと呼ばれるのが一般的です。

デカフェとはカフェインを含むものからカフェイン除去したもの

デカフェはカフェインを含んでいるものからカフェイン除去したもの

デカフェ(ディカフェ)という言葉ですが、日本国内で見かけるようになったのはここ数年の話。

2018年に大手飲料メーカーが発売したデカフェ商品がメディアに注目されたことから、日本市場にもデカフェが広まりました。

デカフェ本来の意味は、decaf(カフェイン抜きの)coffee(コーヒー)。

コーヒーに対して手を加え、カフェイン量を減らしたものを指します。

ノンカフェインは元からまったくカフェインを含んでいないもの

ノンカフェインは全くカフェインが含まれていないもの

ノンカフェインは、元からカフェインを含まない飲食物に対して使われます。

現在の科学ではカフェインを完全に除去することはできないため、ノンカフェインのコーヒーというものは存在しません。

カフェインレスコーヒーに含まれる主な成分

コーヒー豆

コーヒーに含まれる主な成分と言えば、カフェインとクロロゲン酸です。

そんなカフェイン・クロロゲン酸とはどのような成分なのかご紹介していきます。

[関連]コーヒー1杯のカフェイン量はどのくらい?摂取量目安やメリット・デメリットも解説

カフェイン

カフェインとは「アルカロイド」という植物由来の成分の一種です。

この成分はコーヒー独特の苦味をもたらす要因の一つです。

カフェインの主な働きとして、神経を鎮静させるアデノシンの働きを阻害することで神経を興奮させ、覚醒を促す効果があります。

しかし、カフェインを過剰に摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。

クロロゲン酸

クロロゲン酸とはポリフェノールの一種で、コーヒーやリンゴ、じゃかいもなどに含まれている成分です。

その強い抗酸化作用から美容効果が非常に高いことで知られています。

また脂肪の蓄積を抑える効果などが知られており、糖尿病や肥満の予防のためのサプリメントなどにも使われているのです。

カフェインレスコーヒーで期待できる効果

カフェインレスコーヒーを飲むことで、いくつか期待できる効果があります。

ここからはカフェインレスコーヒーの効果についてご紹介していきます。

アンチエイジング効果が期待できる

コーヒーに含まれるポリフェノールとカフェインは、アンチエイジングに効果が期待できると言われています。

この2つには老化の原因となる活性炭素を抑える働きがあるためです。

またポリフェノールには抗酸化作用も。肌荒れやシミなどを予防したり、シワなどにも効果が期待されています。

カフェインには体内の炎症を抑える効果もあるとされています。

脂肪やコレステロールの蓄積を抑制する効果が期待できる

ダイエット 痩せる

カフェインは脂質の代謝を活発にしてくれる働きがありますので、体脂肪を減らす効果が期待できます。

運動中に脂肪燃焼効果を高めてくれる働きもあります。

もちろん適量を摂取することが大前提のため、カフェインを摂れば摂るだけ効果的というわけではないので注意しましょう。

摂りすぎると体を冷やしてむくんでしまうこともあるため、上手に付き合う必要があります。

[関連]コーヒーを飲むと太る?痩せる?コーヒーの効果と飲み方のコツを解説!

[関連]【専門家監修】急激に痩せるコーヒーはある?期待できる効果や、おすすめの飲み方を解説!

消化促進効果が期待できる

お腹が空いている時にコーヒーを飲んで、胃の調子が悪くなったことはないでしょうか。

カフェインには消化の働きを助ける・胃酸を分泌させる効果があるため、食後に摂るのがおすすめです。

「ちょっと食べすぎてしまったな」という時にカフェインのパワーを借りてみましょう。

消化促進に効果が期待できるので、満腹感が少しスッキリする場合もありますよ。

血糖値の上昇を抑える効果が期待できる

血流が低下することでむくむ

カフェインを摂りすぎると血糖値の上昇を招いてしまう場合があります。

その点カフェイン量の少ない、カフェインレスコーヒーなら気にしすぎることはありません。

またコーヒーを飲んだ直後、いっときは血糖値を高める場合がありますが長期的には下げる効果も期待できると言われています。

コーヒーを飲むタイミングも大切です。

食事と一緒に摂ると食後の血糖値が抑えられる場合があります。

[関連]カフェインレスコーヒーの効果とメリットを詳しく解説します!

カフェインレスコーヒーの副作用

カフェイン摂取による覚醒作用が減少する

自律神経

カフェインレスコーヒーのデメリットとしては、カフェインによる覚醒作用が減少してしまうこと。

交感神経を刺激してくれることによるメリットは、かなり減少してしまいます。

カフェインにはダイエット効果なども期待されていますが、これらも減少することになります。

[関連]コーヒーを飲むと太る?痩せる?コーヒーの効果と飲み方のコツを解説!

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飲みすぎると貧血を引き起こす恐れがある

人間は体の中でミネラルを作ることはできないため、ミネラルを含む食べ物を摂取する必要があります。

しかしコーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、ミネラル成分が尿として体外へ排出されてしまい、ミネラルの吸収を阻害してしまうのです。

またコーヒーに含まれるクロロゲン酸も、ミネラルの吸収を阻害する効果があるため、コーヒーを飲みすぎると貧血の原因になると言われています。

カフェイン除去方法によっては危険なものもある

化学薬品

後述していますが、カフェインの除去方法によっては危険なこともあります。

カフェイン除去方法は大きくわけると3種類あり、このうち化学薬品を使ったものも存在します。

現在ではとても少なくなっていますが、化学薬品を使うと体への悪影響が考えられます。

コーヒーの味が薄く感じることも

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カフェインを除去することにより、コーヒーの味が薄く感じてしまうことも。

カフェイン除去によりコーヒー成分が抜けていき、薄味になるということです。

最近のカフェインレスコーヒーでは減っていますが、未だ存在しています。

[関連]スッキリした味わいのおすすめコーヒーランキング

カフェインレスコーヒーのメリット・デメリット

カフェインレスコーヒーのメリット

妊娠,妊婦

カフェインレスコーヒーに変更することで期待できるメリットは下記の通り。

  • 妊娠中や授乳中の人でもコーヒーを楽しめる
  • 夜間や寝る前など時間を気にせずコーヒーを楽しめる
  • 睡眠の質が上がる
  • 利尿作用を抑えられる

主に「コーヒーを飲みたいけれどカフェインを摂取したくない人」を中心に飲まれているようです。

日中は普通のコーヒー、夜飲む用にはカフェインレスコーヒーとシーン別に分けて飲むなどもおすすめですよ。

[関連]妊娠中はコーヒーの飲み方に注意!妊婦さんや子供への影響、摂取量の目安も

[関連]夜のコーヒーはNG?メリット・デメリットと正しい飲み方について

カフェインレスコーヒーのデメリット

電卓

カフェインレスコーヒーに変更することで受けるデメリットは下記の通り。

  • カフェインのメリットを受けにくい
  • 普通のコーヒーより値段が高い
  • そもそも取り扱いのない種類が多い

カフェインのメリットについては後述しますが、カフェインを摂りたいシチュエーションにおいてはその効果を十分に享受することができません。

また、コーヒーからカフェインを除去する工程を踏んでいるため、値段はコーヒーよりも少し高め。

加えて、必ずしも飲みたいコーヒーにカフェインレスの商品があるとは限りません。

カフェインレスコーヒーは、コーヒーと比べて味が落ちるなどとよく言われましたが、近年ではだいぶ解消されてきました。

[関連]カフェインレスコーヒーの副作用とデメリットについて徹底解説!

カフェインレスコーヒーのカフェイン除去方法は大きく3種類

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そもそもカフェインの除去はどのように行われるのでしょう。

そのプロセスは大きく3種類に分けられます。

ウォータープロセス (水抽出)

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生豆を水や熱湯に浸してカフェインを抽出する方法です。

代表とされる抽出法にスイスウォータープロセス、マウンテンウォータープロセスがありますが、処理工程自体に大きな差はありません。

カフェインだけをろ過できる特殊なカーボンフィルターを使用してカフェインを除去するため、安全性の高い抽出法です。

有機溶媒抽出

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ダイレクトコンタクト法とも呼ばれる抽出方で、生豆を有機溶媒に直接浸してカフェインを抽出します。

有機溶媒とは水に溶けない物質を溶かす液体の有機化合物の総称。

元々はベンゼンを使う抽出が主流でしたが、ベンゼンの有害性が確認されたため、現在は塩化メチレンを使うのが主流。

人体への影響から、日本では有機溶媒抽出によるカフェイン除去を行った製品の販売は禁止されています。

海外ではまだ使用されている抽出法のため、海外でデカフェを飲む際には注意が必要です。

超臨界二酸化炭素抽出

removecaffeine_supercriticalcarbondioxide

コストが高い反面で、安全性が非常に高く、環境負荷の少ない超臨界二酸化炭素抽出。

少し難しい話になりますが、液体と気体が共存できる温度と圧力の上限を超えた状態にすると、物質は液体とも気体とも言えない1つの層「超臨界流体」になります。

超臨界流体に達した物質は、どこにでも広がる気体の性質と成分を溶かし出す液体の性質を兼ね備えるため、溶媒に最適。

先述の有機溶媒の代わりとして、超臨界流体に達した二酸化炭素を使用するカフェイン抽出法です。

カフェインレスコーヒーを自宅で作ることはできない

コーヒー豆

結論から言うとカフェインレスコーヒーを自宅で作ることはできません。

カフェインレスのコーヒー豆を作るには、先ほどご紹介したような特殊なカフェイン抽出方法を行わなければ作れず、さらに薬品や特別な機械などを有する大きな設備も必要になります。

そのため、「美味しいカフェインレスコーヒーは作るのではなく、購入して味わおう」というのが正解なのです。

スターバックスなど大手コーヒーチェーンも力を入れるカフェインレスコーヒー

スターバックス

スターバックスでもカフェイン量の少ないコーヒーを取り扱っています。

「夜遅いけど、ゆったりとコーヒーを飲みたい」などのニーズに合わせ、「ディカフェ スターバックス ラテ」を発売。

「カフェインを気にせず何時でも飲める」、「至福の瞬間へいざなってくれる」、「最高品質の美味しさ」がコンセプトです。

頼み方は簡単。通常の注文と同じように品名を伝えた後、「デカフェでお願いします」と伝えれば対応してくれますよ。

値段は通常価格に55円を追加するだけです。

オンラインで注文する豆にもカフェインレスタイプのものがあり、非常に人気があります。

味わいや香りを損なわずに、優しい気持ちになれる至福の一杯は気分転換にも最適です。

[関連]スタバのデカフェ(ディカフェ)対応ドリンクや頼み方、変更料金、おすすめメニューを解説!

[関連]スターバックスコーヒーの特徴やおすすめコーヒーについて

カフェインレスコーヒーのおすすめ4選

東京コーヒー エチオピア デカフェ

東京コーヒー
エチオピア デカフェ
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エチオピア産モカをスイス式ウォータープロセスでデカフェに仕上げています。

高品質なオーガニックコーヒー豆を丁寧にカフェイン除去しているため、コーヒー本来の繊細な味わいを保っています。

環境にも健康にも良い、至極のオーガニックコーヒーをぜひ召し上がってみてください。

レビュー

酸味
苦味
甘み
香り
コク
コスパ

▼商品情報

内容量

200g

産地

エチオピア

焙煎

中深煎り

品種

アラビカ種

クライス カフェインカットのおいしいコーヒー ジッパーパック

クライス
カフェインカットのおいしいコーヒー ジッパーパック
参考価格 654円

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高品質なアラビカ種を使用した贅沢な一杯からカフェインを99.7%カット。

超臨界二酸化炭素抽出法を採用し、安全面にもこだわり抜きました。

ほどよい苦みや豊かな香りはとても繊細。普段飲みするカフェインレスコーヒーとしてどうぞ。

レビュー

酸味
苦味
甘み
香り
コク
コスパ

▼商品情報

内容量

100g

産地

ブラジル、コスタリカ、タンザニア

焙煎

-

品種

アラビカ種

スターバックス ディカフェ ハウスブレンド

スターバックス
ディカフェ ハウスブレンド
参考価格 1,940円

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スターバックス人気シリーズのハウスブレンドが、満を持してデカフェとして登場。

ラテンアメリカ産の高品質な豆をつやつやと輝く深い栗色になるまで丁寧に焙煎しました。

香りやコクなど非常にバランスが良く、ナッツやココアの味わいが特徴的で絶品です。

レビュー

酸味
苦味
甘み
香り
コク
コスパ

▼商品情報

内容量

140gx2袋

産地

ブラジル、コスタリカ

焙煎

中煎り

品種

アラビカ種

ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス

ネスカフェ
ゴールドブレンド カフェインレス
参考価格 869円

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ゴールドブレンドならではの上質な香りと味わいそのままに、山の天然水だけを使用し独自の方法でカフェイン除去しました。

焙煎工程で豆の個性に合わせて焼き分けこだわってブレンドすることで、一層奥深い味わいが完成。

おやすみ前のリラックスタイムなど、夜のゆったりした時間にお楽しみください。

レビュー

酸味
苦味
甘み
香り
コク
コスパ

▼商品情報

内容量

80g

産地

-

焙煎

独自焙煎

コーヒーを飲む上でカフェインの存在は無視できない

コーヒー 飲む

コーヒーが好きな人は、1日に何倍も飲んでしまう人も少なくありません。

しかし、コーヒーに含まれるカフェインの過剰摂取によるデメリットまで考えている人は多くないのでは。

カフェインの影響で気付かないうちに睡眠の質が下がり、体の疲れを感じている人も多いようです。

午後に飲んでいたコーヒーをカフェインレスに変えただけで、それまで感じていた体の疲れがなくなる人もいるようです。

ネットでも気軽に購入できるので、一度試してみてはいかがでしょうか。

カフェインコントロールをすることで、よりコーヒーと上手に付き合うことができるかもしれませんよ。

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この記事を書いた人

コウタ

コウタ

編集部ライター

365日欠かさずコーヒーを飲んで過ごす編集部ライター。幼少から叔母の経営する喫茶店でよくコーヒーを飲んでいた。30歳を目前にしてようやくブラックコーヒーに目覚める。主に集中したいときにコーヒーを飲むが、休日に頭を空っぽにして飲むコーヒーこそ至高と考えている。

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