レモンとコーヒー。ちょっと意外な組み合わせですよね。
しかしこの組み合わせは世界各地で親しまれており、また古くからの定番となっているところもある飲み方なのです。
コーヒーの苦みや香りとレモンの酸味は一見ミスマッチに思えますよね。
ところが飲んでみるとそのすっきりとした後味と、爽やかなアクセントでハマってしまう方も多いようですよ。
レモンと言えば紅茶と思っている方もこの記事を参考にして、ぜひ試してみませんか？
新鮮な味わいを楽しんでみましょう。
さまざまなアレンジで愛されるコーヒーですが、レモンとも好相性なのです。
コーヒーの懐の深さにはまだまだ驚かされることが多そうですね。
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もくじ
レモンコーヒーとは
レモンコーヒーとは、その名の通りコーヒーにレモンの輪切りや果汁を加えた飲み物です。
ここ最近で広まったもののように思われがちですが、実は海外では古くから親しまれています。
シチリアレモンで有名なイタリアは、エスプレッソ発祥の地でもありますね。
この2つを組み合わせた「カフェ・ロマーノ」というメニューが現地では多くの人に愛されています。
またロシアや中国、ポルトガルなどでも、レモンコーヒーはカフェなどで定番のメニューとなっているのです。
考えてみると、コーヒーの味わいを作る上で酸味は欠かせない要素の1つ。
近年はサードウェーブ系のコーヒーが人気となり、浅煎りでさっぱりとした酸味のある味わいも支持を得ていますね。
そう考えてみるとコーヒー×レモンの組み合わせも納得です。
ホットでもアイスでも美味しいレモンコーヒーは作り方も簡単なので、自宅で気軽に楽しめるのも魅力です。
ロシアでは古くから飲まれている
ロシアでは紅茶がよく飲まれていることをご存じの方も多いのではないでしょうか。
中でもよく飲まれているのが「レモンティー」です。
寒い国ではビタミンCを効率的に摂る必要があるため等の理由があるようですが、同じく「レモンコーヒー」も古くから親しまれています。
カフェなどではもちろん、家庭でも当たり前のアレンジとなっていますよ。
カフェでコーヒーをオーダーすると、レモンティーのようにスライスされたレモンが添えられてくるんだとか。
ロシアではレモンコーヒーは「アミリカーナ」と呼ばれているようです。
酸味コーヒーが好きな人におすすめ
浅煎り豆を使った酸味のあるコーヒーが好きな方に、特にレモンコーヒーはおすすめです。
また、明るい酸味・フルーティーな酸味を持ったアフリカ産の銘柄が好きな方にも、ぜひ試して欲しいアレンジとなっています。
コーヒーはミルクや砂糖・シロップ・クリームなどをプラスしたリッチな味わいのアレンジも多いですね。
その中でさっぱり爽やかで軽い味わいになるレモンコーヒーは、ぜひ覚えておきたいメニューとなるのではないでしょうか。
レモンの香りとコーヒーの風味の意外なベストマッチをぜひ楽しんでみましょう。
［関連］【専門家監修】コーヒーの酸味とは？美味しい味わい方や嫌な酸味の抑え方
ホットレモンコーヒーの作り方・レシピ
必要な材料やカップを用意する
ホットレモンコーヒーに必要な材料や器具などは以下を参考にしてください。
いつも自宅でドリップコーヒーを淹れているという方にはお馴染みの器具・材料です。
インスタントコーヒーでも手軽に作ることができますよ。
レモンコーヒーに欠かせないレモンスライスも忘れずに用意しましょう。
生のレモンがおすすめです。香りや風味がしっかり立つので爽やかな美味しさが味わえますよ。
コーヒーを抽出する
コーヒーを抽出する手順は以下を参考にしてみましょう。
ドリップコーヒーの淹れ方
①ペーパーフィルターを折ってドリッパーにセット
②お湯を沸かす（約90℃）
③フィルターに挽いたコーヒー粉を入れる
④少量のお湯を粉全体に注いで蒸らす
⑤ゆっくり「の」の字を描き、一定量のお湯を数回に分けて注ぐ
⑥抽出終了
ドリップコーヒーを淹れる際の手順と変わりません。
お湯をコーヒー粉全体に注いだら「蒸らす」ことを忘れずに。
お湯がしっかり全体に行き渡るようにすることで、コーヒーの成分がよりしっかりと抽出されるようになります。
美味しさがアップするコツですよ。
お湯を注ぐときはゆっくりと「の」の字を描きましょう。
丁寧に淹れる時間も楽しむような、コーヒータイムを過ごしたいですね。
［関連］【専門家監修】ハンドドリップの基本的な淹れ方や美味しく淹れるコツを解説！
コーヒーにレモンスライスを加えて出来上がり
ドリップコーヒーを淹れたら、あとはレモンスライスを加えて出来上がりです。
とても簡単なので、すぐに試してみたくなるのではないでしょうか。
レモンを搾ってレモン汁を加えるのもOKです。
コーヒーのいつもと違った表情に驚かされること間違いなしです。
アイスレモンコーヒーの作り方・レシピ
必要な材料やカップを用意する
アイスレモンコーヒーを淹れる際の材料や器具は以下の通りです。
基本的にホットのレモンコーヒーを作る場合と変わりません。
氷と耐熱グラスを忘れずに用意しましょう。
氷を入れた耐熱グラスの上にドリッパーを載せて、そのままコーヒーを受けて作ると、より手軽でおすすめです。
コーヒーを抽出する
アイスレモンコーヒーを作る際は以下の手順を参考にしましょう。
アイスレモンコーヒーの作り方
①ペーパーフィルターを折ってドリッパーにセット
②お湯を沸かす（約90℃）
③耐熱グラスに氷とレモンスライスを入れる
④フィルターに挽いたコーヒー粉を入れる
⑤少量のお湯を粉全体に注いで蒸らす
⑥ゆっくり「の」の字を描き、一定量のお湯を数回に分けて注ぐ
⑦抽出終了
耐熱グラスにあらかじめ氷とレモンスライスを入れておきます。
その上にコーヒーフィルターを載せて、抽出されたコーヒーをそのまま受けるようにしましょう。
熱いコーヒーが落ちてくることによってレモンの香りもより引き出されますよ。
ホットの時と同じように「蒸らし」の工程や「の」の字をゆっくり描いてお湯を注ぐことがコツです。
［関連］ハンドドリップでアイスコーヒーを淹れる方法を解説！必要な器具や材料
スプーンでかき混ぜて出来上がり
味わいにムラができないように、スプーンでかき混ぜたらアイスレモンコーヒーの出来上がりです。
ホットコーヒーと同じようにレモン果汁を加えても良いですよ。
アイスにすることでよりさっぱり感が増して、軽やかなコーヒーとなってくれます。
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美味しいレモンコーヒーを作るときのコツ
浅煎りのコーヒー豆を使う
レモンの酸味と相性が良いのは、やはり同じく軽やかな酸味を持つ浅煎りのコーヒー豆です。
あっさりとした味わいと飲み心地で、近年ファンが増えている浅煎りコーヒー豆。
サードウェーブ系の人気とともに注目度がどんどん上がっています。
その軽い味わいでモーニングコーヒーとして愛飲している方も多いようですよ。
さっぱりとしたレモンとの組み合わせは、浅煎りコーヒーの良さもより引き立ててくれます。
爽やかな酸味同士のマリアージュを楽しめる浅煎りコーヒー豆を、ぜひ使ってみましょう。
［関連］【専門家監修】コーヒー豆の焙煎度合い（ロースト）は何段階ある？味と特徴を解説
お湯（水）は軟水を使う
日本国内の水道水、販売されているミネラルウォーターはほぼ軟水です。
軟水はミネラル分などが少ないため、抽出されるコーヒーの成分に影響を与えることが少ないとされます。
反対に欧米などでは硬水が一般的です。
硬水はミネラル分が多く含まれ、そのミネラル分が苦みや渋みをより引き出します。
どっしりとした深みのある味わいになりやすいのですね。
レモンコーヒーには酸味をほどよく引き立て、まろやかに仕上げてくれる軟水が向いています。
お湯の温度や注ぎ方にコツがあるのはよく知られていますが、軟水・硬水の違いも知っておくとよりコーヒー通になれそうですね。
レモンコーヒーのアレンジレシピ
ミルクや砂糖をプラスするとまろやかに
レモンコーヒーは「酸味が強すぎてしまう」という方はミルクや砂糖をプラスするアレンジを加えてみましょう。
ミルクや砂糖のコク・甘みがほどよく酸味を和らげてくれます。
またコーヒーの苦みもまろやかになりますね。
マイルドになったコーヒーにレモンの香りと風味が他にはないアクセントをプラスしてくれます。
甘みと優しいコク・酸味のバランスを楽しめるさらに新鮮かつホッとするようなコーヒーアレンジです。
［関連］コーヒーフレッシュ（コーヒーミルク）のおすすめランキング
バニラアイスをトッピングする
アイスレモンコーヒーにバニラアイスをトッピングするのもおすすめです。
アイスコーヒーとバニラアイスの組み合わせは「コーヒーフロート」としてもお馴染みですね。
コーヒーとバニラアイスの相性の良さは言わずもがなですが、そこへレモンの香りがプラスされるだけでぐっと爽やかさがアップします。
暑い時期のデザートコーヒーとして、スイーツのように楽しんでみてはいかがでしょうか。
レモンの皮をトッピングしたり、ハチミツを少し加えてみても美味しいですよ。
ミントをのせるとカフェのような「映えるクリームレモンコーヒー」が完成です。
レモンコーヒーのアレンジもまだまだ広がりそうですね。
レモンコーヒーにおすすめのコーヒー豆
スターバックス ライトノートブレンド
スターバックス
ライトノートブレンド
参考価格 998円
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軽やかな酸味とほどよいコク。親しみやすい美味しさのブレンド
スターバックスが厳選した良質なアラビカ豆100%の美味しさが楽しめます。
浅めの焙煎で軽やかな酸味を生かし、かつほどよいコク深さも作り出しました。
レモンコーヒーにするとより飲み心地の良さ、さっぱり感が引き立ちます。
自宅でもスタバの味が楽しめる、人気のブレンドでレモンコーヒーを味わってみましょう。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 | 320g |
産地 | ブラジル、コロンビア |
焙煎 | 浅煎り |
品種 | アラビカ種 |
自家焙煎珈琲カフェ・ヴェルディ ドミニカ
出典 :自家焙煎珈琲カフェ・ヴェルディ
自家焙煎珈琲カフェ・ヴェルディ
ドミニカ
参考価格 750円
酸味・甘み・コクのバランスが良し。ドミニカ産のライトな味わい
ソフトな口当たりとナッツのような優しいコクが楽しめます。
酸味が引き立った味わいですが甘みがほどよく「明るい酸味」が味わえるコーヒー豆です。
清々しい香りのレモンとの相性もピッタリ。さっぱりとした美味しさになります。
ブラックではもちろん、レモンコーヒーとしてもぜひ味わって欲しいおすすめ商品です。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 | 100g |
産地 | ドミニカ共和国 |
焙煎 | 浅煎り |
品種 | - |
農園 | - |
小川珈琲 ブルーマウンテンブレンド
小川珈琲
ブルーマウンテンブレンド
参考価格 1,480円
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芳醇な香りがいっぱいに広がる。奥行きのある味わいが魅力のブレンド
しっかりと華やかに広がる香りの高さが人気の、ブルーマウンテンブレンドです。
酸味や苦み・甘みなどのバランスはレモンコーヒーにもマッチ。
ブラックで味わうのはもちろんですが、レモンコーヒーとして爽やかに楽しむのにも向いています。
まろやかかつ豊かに広がる味わいはぜひコーヒー好きに試して欲しい美味しさです。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 | 160g |
産地 | ジャマイカ、ブラジル、コロンビア、グァテマラ |
焙煎 | 浅煎り |
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この記事を書いた人
編集部ライター・営業
コーヒーフレーバーのお菓子は見かけたら必ず買ってしまうほど大好きです。コーヒー好きの両親の影響で、中学生からドリップしていました。カフェや喫茶店はもちろんですが、子どもがいるため自宅でゆっくりとコーヒーを楽しんでいます。
