コーヒーベルトのひとつであるアジアでは、コーヒー生産がとても盛んで農業に従事している人も非常に多いです。
ラオスという国は東南アジアのインドシナ半島に位置しており、人口はわずか700万人ほどの小国。
多くの人がコーヒー生産を行っている国で、徐々に人気に火が付いているラオス産コーヒーを今回ご紹介していきます。
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もくじ
ラオス産コーヒーとは
ラオスとは東南アジアに位置している国で、タイやベトナム、ミャンマーなどと隣接する国です。
アジアのコーヒーはとても人気が高く、インドネシアやインドなどのコーヒー豆は世界的にも広く流通。
そんな中、あまり聞くことがないのはラオスです。
普段はあまり出会える機会がないラオス産コーヒーですが、実は日本でも親しまれているコーヒーなんです。
ラオス産コーヒーの歴史
1915年にコーヒーの歴史が始まる
ラオスにおいてコーヒーの歴史が始まったとされているのは1915年。他の国と比べれば、かなり浅い歴史であることがわかります。
当時は政治による事情や内戦など、コーヒー産業が育っていくような流れはありませんでした。
もっといえば戦争によって様々な産業が大打撃を受けていたので、壊滅的な状況でもあったのです。
フェアトレード契約によって少しずつ進歩
上手くいかなかった期間は長かったものの、ラオス政府が本気を出したことによって少しずつコーヒー産業が進んでいきます。
元々、コーヒー栽培が盛んな国も近いラオス。植民地時代においてコーヒー栽培をスタートした小規模農園も多く、その土地には困りませんでした。
ただ、決して経済的な体力がある国ではなかったため、成長の過程において、市場価格が下落してしまうと続けられない状況でもあったのです。
そこで新たに導入されたのがフェアトレード契約。適正価格でコーヒー豆を輸出できるように仕組みを作り、ラオス産コーヒーは少しずつ評価を得ていくようになりました。
[関連]フェアトレードコーヒーのおすすめランキング!仕組みや選び方を解説
まだまだ数は少ないものの、世界中に輸出
現在でも、日本においてはまだまだ知名度が低く、ラオス産コーヒー豆を取り扱っているコーヒー店も多くありません。
そのため私たちが出会える機会も多くなく、限られたお店でしか味わうことが出来ません。
それでもアジアやヨーロッパ、日本にも輸出されてきており、出会える機会も徐々に増えてきています。
フェアトレードコーヒーということもあって価格は安定しやすく、消費者としては生産者を応援するひとつの手段になります。
ラオス産コーヒーの特徴
ラオスという国はアジア圏に位置している国の中で、明瞭な雨季と乾季がある国です。
平均気温はやや高いものの、ミネラルを多く含んだ土壌を活かしてコーヒー生産が行われています。
労働人口の8割が農業従事しているラオス
ラオスという国では大部分の人たちが稲作を中心とした農業に従事しており、その数は労働人口の8割にも及びます。
ラオス人の主食がもち米であるため、お米はもちろんのこと「コーヒー、キャベツ、じゃがいも」などが生産されています。
中でもコーヒーはラオス最大の輸出農作物となっており、無農薬栽培の作物としても輸出の動きが強まってきています。
コーヒー栽培に適したボーラウェン高原
ラオスで生産されるコーヒーの約9割は、ボーラウェン高原という場所で行われています。
ラオス南部は赤道にとても近く、その南部に位置しているボーラウェン高原は標高の高さやモンスーン性気候が特徴。
ミネラルを豊富に含んでいる火山灰性の土壌でもあり、コーヒー生産に適している土地といえます。
カネフォラ種(ロブスタ種)の生産が多いものの基本的には国内消費メイン
ラオスで生産されているコーヒー品種は、病害虫に強いとされているカネフォラ種(ロブスタ種)がメインです。
アラビカ種も生産されているのですが、外貨獲得を目的としてそのほとんどは輸出されています。
結果的に、多く余ったカネフォラ種は国内で消費される、という仕組みになっています。
[関連]ロブスタ種(カネフォラ)コーヒーの人気おすすめランキング
2021年のラオス産コーヒー豆の生産量は世界第13位
2023年1月に発表された世界のコーヒー豆生産量ランキングによると、ラオスは世界第13位です。
コーヒー豆の生産量は161,200トンで、世界第1位のブラジル(2,993,780トン)2位のベトナム(1,845,033)には及びません。
品質管理や安定供給などの課題がある中、高値で取引されるアラビカ種を増産する方針を打ち出しています。
ラオス産コーヒーの味わい
ラオス産コーヒーは苦味が控えめで、優しい酸味と甘みが特徴的な味わいとして知られています。
全体的にとてもスッキリとしている味わいなので、くどくなく爽やかな印象がとても強いコーヒーといえます。
スッキリとしたコーヒーが好きな方は浅煎りや中煎り、よりコーヒー感を楽しみたい方は中深煎りにして飲みます。
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ラオス産コーヒーのおすすめ一覧表
コーヒー生産が盛んで輸出が多くなってきているラオスですが、日本に入ってきているものはまだまだ少ないです。
限られたいくつかの種類しか飲めず、またブレンドとして販売されているものも非常に多いのが特徴です。
ラオス産コーヒーのおすすめランキング5選
No.1 藤田珈琲 プレミアムラオスブレンド
藤田珈琲
プレミアムラオスブレンド
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ラオスコーヒーを美味しくたくさん楽しめるブレンド
ラオスやベトナム産コーヒー豆をブレンドしたプレミアムラオスブレンドは、大容量でコスパも最強。
口当たりからとてもマイルドで優しく、中深煎りにしていることでほどよい苦味と濃厚な甘みが楽しめます。
あっさりとしていますが、爽やかに香る酸味がとても印象的で、余韻まで楽しめるコーヒーです。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 | 2kg |
産地 | ラオス、ベトナム |
焙煎 | 中深煎り |
No.2 CAFE L'ETOILE DE MER VERTE ラオス
貴重なティピカ種を使ったラオス産コーヒー
ラオス南部に位置する標高1,300~1,350mという土地で小農家が丁寧に作り上げたラオス産コーヒー。
火山噴火が何年にも渡って繰り返されてきたため、土壌には豊富なミネラルが含まれた理想的な土地に。
とてもスッキリとしているのはもちろんのこと、キャラメルやココアのような濃厚な甘みと芳ばしさも感じられます。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 | 1kg |
産地 | ラオス |
焙煎 | 生豆 |
品種 | アラビカ種、ティピカ種 |
No.3 People Tree フェアトレードコーヒー コーヒーバッグ ラオス
People Tree
フェアトレードコーヒー コーヒーバッグ ラオス
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ラオスのフェアトレードコーヒー
フェアトレードコーヒーとは、小規模な農家の安定した収入と生産を維持することを目的とした認証です。
恵まれた土地を活かして安定した供給を行うため、病気に弱いティピカ種も丁寧に手作業で栽培されています。
水洗加工方式なのでバランス良い味わいで、とても豊かな余韻がゆったりとした時間を作り上げてくれます。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 | 80g |
産地 | ラオス |
焙煎 | 独自焙煎 |
品種 | アラビカ種 |
No.4 ラオスコーヒー ラオス・アラビカG1
ラオスコーヒー
ラオス・アラビカG1
参考価格 1,100円
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芳醇な香りと優しい酸味と苦味のバランス
標高1,000m~1,500mという高地で生産されたラオス産コーヒーは、粒の揃ったバランスの良いコーヒー豆に仕上がっています。
焙煎後には香りがしっかりと感じられて、アジアならではの個性ある豊かな味わいとなっています。
酸味と苦味はとても調和が取れており、コスパも非常に高い限られたコーヒーといえます。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 | 500g |
産地 | ラオス |
焙煎 | 中深煎り |
品種 | アラビカ種 |
No.5 honu加藤珈琲店 青葉の珈琲福袋
ラオスを含めた3種類のコーヒーセット
honu加藤珈琲店の「青葉の珈琲福袋」は、ラオスを始めとして3種類のコーヒーがセットになっています。
「ラオス、TSUBAKI、キリマンジャロ」の3種類が楽しめて、ラオスはエキゾチックで上品な味わいが楽しめます。
全て中深煎りにされていることでほどよい芳ばしさと、コーヒー特有の香りが楽しめる仕上がりとなっています。
レビュー
- 酸味
- 苦味
- 甘み
- 香り
- コク
- コスパ
▼商品情報
内容量 | 1.5kg |
産地 | ラオス、タンザニア |
焙煎 | 中深煎り |
ラオス産コーヒーの美味しい飲み方
ペーパードリップ
特徴でもある優しい酸味や甘みを楽しむなら、浅煎り~中煎りの豆を中挽き~中細挽きにして、ペーパードリップで飲んでみましょう。
ペーパードリップの淹れ方は以下の通りです。
① 85℃~95℃のお湯を用意
② ドリッパーにフィルターをセットする
③ コーヒー粉を入れる
④ 少量のお湯で30秒蒸らす
⑤ 「の」の字を描くようにお湯を注ぐ
なめらかな舌触りが楽しめて、柑橘系の香りもほどよく楽しめるようなコーヒーとなっています。
[関連]【専門家監修】ハンドドリップの基本的な淹れ方や美味しく淹れるコツを解説!
フレンチプレス
ラオスコーヒーはフレンチプレスで抽出するのもおすすめです。
フレンチプレスとはコーヒー豆をお湯に浸して成分を抽出する器具のこと。
フレンチプレスで抽出すればより甘みが積極的に感じられるので、違った楽しみ方もできますよ。
[関連]【専門家監修】フレンチプレスの使い方から淹れ方やお手入れ方法を解説します!
水出しコーヒー
夏の暑い日などは水出しコーヒーがおすすめです。
冷水でじっくりと抽出する水出しコーヒーは、柔らかな苦味に仕上がり、かつラオスコーヒーの甘みをより楽しむことができます。
水出しコーヒーは作り方も非常に簡単で、淹れる際のテクニックも必要ないので、初心者にもおすすめの抽出方法です。
[関連]水出しコーヒーの作り方を解説!手軽に美味しく作るコツとアレンジレシピ
ラオス産コーヒーを美味しく淹れるコツ
豆を挽くタイミングは淹れる直前に
コーヒー豆を挽くタイミングは、淹れる直前がおすすめです。
コーヒー粉は豆に比べて劣化スピードが早く、事前に挽いてしまうと味や香りの落ちたコーヒーになってしまいます。
そのため、開封後の豆は密閉容器に袋ごと入れて保存し、飲む直前に使う分だけ挽くようにしましょう。
豆の挽き方は抽出方法に合わせる
コーヒー豆の挽き方には様々な種類がありますが、基本的に抽出方法に合った挽き目にしましょう。
挽き目と抽出方法が合っていないと、成分がうまく抽出できず薄味になったり、成分が出すぎてえぐみのあるコーヒーに仕上がってしまいます。
上記の図を参考にしながら、抽出方法に合った挽き方のコーヒーを使用しましょう。
[関連]コーヒー豆の挽き方の種類を解説!挽き目による味の違いや、最適な抽出方法も
ラオス産コーヒーのよくある質問
Q. ラオス産コーヒーの味は?
ほのかな酸味と爽やかな甘みがある、優しい口当たりのコーヒーです。
強い苦味が得意でない人におすすめです。
Q. ラオス産コーヒーの等級を教えてください。
ラオス産コーヒーは、コーヒー豆を等級やグレードで評価をしていません。
ただしラオスのコーヒー文化は成長の過程にあります。
今後、コーヒー豆の評価を導入する可能性は十分あるでしょう。
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かつてプロのパティシエを6年間経験。コーヒーとスイーツとのマリアージュの面白さに気づき、様々なスイーツとコーヒーとのペアリングを追求している編集部ライター。
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