コーヒーコラム

エスプレッソとドリップコーヒーのカフェイン量はどっちが多い?少ない?

エスプレッソはその濃厚な苦味とコクで、イタリアを中心として人気のコーヒーです。

ですが、エスプレッソといえば、その小さなカップに少量を注いで飲むコーヒー。

一般的な濃さのドリップコーヒーより、カフェイン量は絶対に多いのではないか?と思いますよね。

実際どちらの方がカフェイン量は多いのか、詳しくご紹介します。

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にゃんたろう

編集部ライター・営業

南国とダイビングを愛する、旅行好き。コーヒーよりもお酒が得意。泡盛とバーボンはコーヒー割するとさっぱり呑めるのでオススメです。

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エスプレッソとドリップコーヒーの違い

エスプレッソとドリップコーヒーの違い

エスプレッソとドリップコーヒーの最大の違いは抽出方法です。

ドリップコーヒーは粉の上からお湯を注ぎ、自然発生する浸透圧で抽出するのに対し、エスプレッソは専用マシンを使って高い圧力をかけ、短時間で抽出します。

そのためドリップコーヒーよりも抽出時間が短く、旨味がギュッと凝縮された濃厚な味わい仕上がります。

エスプレッソとドリップコーヒーのカフェイン量を比較

エスプレッソ1杯分のカフェイン量は60~80mg

エスプレッソ

ストレートのエスプレッソは、一杯あたりの内容量が約30mlです。

これに対して、一般的なカフェイン量は60mg~80mg程度となっています。

使用する豆の量や内容量にも左右されますが、ソロ(30ml)におけるカフェイン量がこちら。

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ドリップコーヒー1杯分のカフェイン量は130~150mg

コーヒー

対してドリップコーヒー一杯分のカフェイン量は、100mlあたりで60mgほどです。

一般的なマグカップの内容量が最低250mlほどあるため、一杯飲むと150mgほどのカフェイン量になります。

少し大きめのマグカップになってくると内容量は400mlほどなので、280mgのカフェイン量があると考えておきましょう。

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同量ならエスプレッソが多く、1杯分ならドリップコーヒーが多い

種類250mlのカフェイン量1杯分のカフェイン量
ドリップコーヒー140~160mg140~160mg
エスプレッソ480~640mg60~80mg

ドリップコーヒーとエスプレッソ、それぞれを一杯分もしくは同量として考えるならば上記のように比較できます。

どちらも250mlを飲むとするなら、エスプレッソの方がカフェイン量が3倍~4倍ほど多くなります。

しかし、一杯分で考えるとするならば、エスプレッソの方が少なくなりますね。

エスプレッソは少量で楽しむためのコーヒーでもあるため、ドリップコーヒーのように数百mlを飲むことは基本的にないでしょう。

スタバのコーヒーとエスプレッソを比較

ドリップコーヒーとエスプレッソ

種類サイズカフェイン量
ドリップコーヒーショート(240ml)189mg
エスプレッソソロ(30ml)80mg

スタバのドリップコーヒーとエスプレッソを比較してみました。

ドリップコーヒーのショートサイズは240mlで、カフェイン量は189mg。

エスプレッソはソロ30mlに対して、カフェイン量は80mgとなっています。

ドリップコーヒーとエスプレッソ系ラテ

種類サイズカフェイン量
ドリップコーヒーショート(240ml)189mg
スターバックスラテショート(240ml)80mg

エスプレッソをベースとしているスターバックスラテに関しては、サイズがどちらもショートサイズ。

ドリップコーヒーは変わらず189mgですが、スターバックスラテは80mgのまま。

エスプレッソベースの内容量は増えているものの、カフェイン量が変わらないのには理由があります。

それは、カフェイン量が決まるポイントによるものです。次の項で詳しく説明します。

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コーヒーのカフェインの量が決まるポイント

コーヒー豆の品種

ロブスタ種とアラビカ種の成分の違い

カフェインの含有量は、コーヒー豆の品種によって異なります。

日本で比較的多く流通している豆の種類は、主にアラビカ種とロブスタ種の2つ。

アラビカ種はレギュラーコーヒースペシャルティコーヒーとして使用されており、ロブスタ種は缶コーヒーインスタントコーヒーに使用されています。

アラビカ種に比べてロブスタ種のカフェインの量は約2倍なので、豆を購入する際は品種もチェックしておくのがおすすめです。

[関連]アラビカ種のコーヒー豆の特徴と品種について解説します。

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コーヒー豆の焙煎度合い

コーヒーの焙煎度合い

コーヒー豆に含まれるカフェインは、どの程度の焙煎をするかによっても変わってきます。

コーヒー豆1粒当たりのカフェイン量は浅煎りにするほど多く、深煎りにするほど少なくなっていきます。

これはカフェインが高熱に弱く、焙煎時間が長い深煎りのほうがカフェインが多く燃焼されるため。

イメージとしては真逆だと思いますが、深煎りのコーヒー豆を使うエスプレッソはその時点でカフェイン量が少なくなりやすいのです。

[関連]【専門家監修】コーヒー豆の自家焙煎を解説!自宅で始めるロースター器具の使い方

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抽出するコーヒー豆の量

抽出する分のコーヒー豆を用意する

カフェイン量が決まるポイントのひとつは、コーヒー豆をどの程度使用するかというところ。

ドリップコーヒーに使われるコーヒー豆の量は、一杯に対して10gほどです。

対してエスプレッソに使われるコーヒー豆の量は、一般的に7gほど。

エスプレッソはギュッと凝縮されているイメージもあると思いますが、使用しているコーヒー豆の量は少なくなっています。

使用するお湯の温度

お湯を沸かす

使用するお湯の温度によっても、抽出されるカフェイン量は変わってきます。

お湯の温度が高いとカフェインは抽出されやすく多くなりがち。

エスプレッソでは湯温を調節する場面がないものの、ドリップコーヒーであれば湯温を低温や高温にすることもありますよね。

[関連]【専門家監修】コーヒーに適した温度とは?抽出温度による味の違いや飲み頃の温度

抽出する時間

少量のお湯を粉全体に注いで蒸らす

コーヒーを抽出する時間が長い場合、お湯に浸かる時間が長いということ。

ドリップコーヒーは2~3分で抽出し、エスプレッソは20~30秒で抽出されます。

つまり、抽出時間がより長い、ドリップコーヒーの方がカフェイン量は多くなる傾向にあります。

カフェイン量を抑えるなら水出しコーヒーがおすすめ

水出しコーヒー

カフェイン量を抑えて飲みたい場合は、水出しコーヒーがおすすめです。

コーヒーは抽出する水の温度が高いほどカフェインが多く抽出され、低いとカフェインが溶け出しにくいという性質があります。

また水出しコーヒーは基本的に深煎り豆を使用するので、このことからも水出しコーヒーはカフェイン量が少ないと言えるでしょう。

[関連]水出しコーヒーのカフェイン量は多い?少ない?比較結果をご紹介します

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カフェイン量を気にするならカフェインレスを

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カフェインの量をできる限り抑えたいという方には、やはりカフェインレスコーヒーがおすすめです。

これはドリップコーヒーだけじゃなく、エスプレッソにおいても販売されています。

特にイタリア系メーカーであれば、カフェインレスのエスプレッソなども多く販売されていますよ。

コーヒーのカフェインレス

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とはいえ、カフェインレスコーヒーの種類が多いのは一般的なドリップコーヒー。

年々とカフェインレスコーヒー豆を輸入する量も増えてきており、美味しいコーヒーが多くなってきました。

普段はカフェインありのコーヒーばかり、という人も一度試してみてはいかがですか。

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にゃんたろう

にゃんたろう

編集部ライター・営業

南国とダイビングを愛する、旅行好き。20代から旅行にハマり、日本全国のうまいもの巡りをしています。
味だけではなく、お店の雰囲気やロケーションにもこだわりを持ち、良いものを誰かに紹介するのが大好きです。

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