コーヒーの特徴と淹れ方

エメラルドマウンテンコーヒーの特徴や等級は?歴史や人気度を解説!【専門家監修】

エメラルドマウンテンコーヒーは日本でもかなり有名で、特に缶コーヒーのジョージアで知っている人も多いのではないでしょうか。

世界的にも人気な銘柄のひとつで、とても高級なコーヒー豆として知られています。

実は日本では1970年の大阪万博で初めて販売されました。缶コーヒーを最もよく飲む国として印象の強い日本ですが、生豆や焙煎豆の状態で購入して自分で挽いてみると、特徴的な味を楽しむことができます。

コーヒー好きの方はもちろんのこと、コーヒー初心者の方も飲みやすいコーヒーなので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事を監修した人

ogawashou

小川 将

コーヒー焙煎士

珈琲屋。北海道札幌市在住。同市内Coffee shopにて勤務。

この記事を書いた人

sora

sora

編集部ライター

至高の一杯に出会うために日々コーヒーを飲んでいる編集部ライター。あまりにもコーヒーが好きすぎて薄めて飲むようになりました。

必ずチェックしておきたい
厳選おすすめコーヒーBEST3!

  • coffeecarrot_shop_img01 珈琲きゃろっと
    おすすめ度
    実際に買って飲んでみてこそわかる、美味しさと品質の高さは全コーヒー好きに伝えたい。
  • rokumeicoffee_shop_img01 ロクメイコーヒー
    おすすめ度
    日本チャンピオン有する奈良の有名店。全てがスペシャルティコーヒーである、という凄さ。
  • postcoffee_shop_img01 PostCoffee(ポストコーヒー)
    おすすめ度
    年間200種類以上の豆から、無料のコーヒー診断で自分のあったコーヒーを提案してくれる。

もっと見たい方はコチラ

当サイトにはPRが含まれています。また、掲載する広告から商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されます。

ひつじの珈琲タイムのLINE公式アカウントがオープンしました!

コーヒータイムを彩るおすすめのコーヒー豆やアイテム、コーヒーの役立つ知識などについてご紹介しています。

LINE公式アカウントとお友だちになってくれた方限定で、特別プレゼント企画も準備中!

ぜひとも友だち登録してみてください♪

 

エメラルドマウンテンコーヒーとは 

mountainousarea_021

エメラルドマウンテンは、人口の約20%がコーヒー産業に関わっているコロンビア共和国で生産されるコーヒーの一種で、日本でも人気の高いコーヒーとなっています。

コロンビア共和国は南アメリカ北西部に位置しており、コーヒーの生産量は世界でもトップ3に入ります。

コロンビアコーヒーの輸出先第2位は日本で、味や香りに対し繊細であるとされる日本人向けのコーヒーのプロファイル(認定規格)というものが特別に設けられています。

そもそもエメラルドマウンテンというのは、宝石で有名なエメラルドが産出される土地であることから由来しています。

[関連]コロンビア産コーヒーのおすすめランキング

コロンビアのアンデス山脈麓にある丘陵地帯

プランテーション 栽培 農園

エメラルドマウンテンと聞くとそういった山脈があるように思いますが、先ほども説明したようにあくまでエメラルドが産出される山脈であることから由来しています。

実際にエメラルドマウンテンという山脈はなく、アンデス山脈の麓で栽培されるコーヒーであることから名付けられました。

気温差も激しく栄養満点な土壌であることから、この地域でコーヒーが栽培されるようになっているのです。

アンデス山脈の麓の丘陵地帯は道が険しく車では入れないため、馬やロバを使用して麻袋を運ぶことでも有名です。

コロンビア生産コーヒーのわずか3%のみという高級豆

rare_013

エメラルドマウンテンコーヒーは、コロンビアで生産されるコーヒーのうちわずか3%未満しか認められていません。

後述しているFNCというコロンビアコーヒー生産者連合会が厳しい審査を行い、認定されたものだけがエメラルドマウンテンコーヒーとなります。

豊作の時には3%を超えて採れますが、天候などの条件によっては1%を下回ってしまうこともある、大変貴重で高級なコーヒー豆なのです。

コーヒー豆のサイズは整っており、欠点豆の数はわずか1%以下とも言われているほどに品質の高いコーヒーです。

[関連]高級コーヒー豆の人気おすすめランキング

エメラルドマウンテンコーヒーの特徴と味

栄養満点で降雨量や気温に適した土地で栽培

コーヒー栽培地の標高

太平洋とカリブ海に面しているコロンビアの地域は、昼夜の温度差が大きく、雨季と乾季のバランスがよく、火山灰を多く含む土壌となっています。

特にエメラルドマウンテンは、降雨量や土壌など、あらゆる条件がコーヒー栽培に適している、アンデス山脈の麓で栽培されます。

昼夜の激しい寒暖差によってコーヒーチェリーがギュッと固く締まり、旨みが凝縮されるのが特徴です。

[関連]【専門家監修】コーヒーチェリーとは?真っ赤なコーヒーの実の構造や精製過程

トロピカルな甘い香りと花のような芳醇な香り

coffeeflower_003

エメラルドマウンテンはとても甘みが強いことで知られており、その甘みはトロピカルで華やかだと評されています。

フルーティな酸味やマイルドな苦味が程良く、花のような芳醇な香りのコーヒーになっており、海に面した地域であることを物語っています。

全体的なバランスがとても良いコーヒーなので、コーヒー初心者にもおすすめしたい味わいとなっているのです。

▼エメラルドマウンテンコーヒーの味わい

tastechart_emeraldmountain

[関連]甘みが美味しいコーヒーの人気おすすめランキング

[関連]フルーティーで華やかな香りのコーヒー人気おすすめランキング

エメラルドマウンテンコーヒーの品質の高さ

急斜面が多い土地なので手作業で丁寧に栽培される

soil_005

アンデス山脈の麓は急斜面がとても多い地域なので、コーヒー栽培に機械を使うことができません。

エメラルドマウンテンに選ばれるコーヒー豆は完熟した実だけを手で収穫されています。

皮と果肉を除去し、発酵させ、アンデス山脈の水で洗い、機械では分からない変色や虫食いのある豆をハンドピックで丁寧に仕上げ、コーヒー鑑定士の中でも選ばれた職人が味や香りを鑑定して出荷されます。

そのためエメラルドマウンテンコーヒーは厳格に管理された高級なコーヒー豆であることがわかります。

[関連]【専門家監修】コーヒーの欠点豆とは?種類や取り除くポイントについて解説

コロンビアコーヒー生産者連合会が監修している

cafedecolombia
出典:https://cafedecolombia.jp/

FNC コロンビアコーヒー生産者連合会とは、1927年にコロンビアのコーヒー生産者たちが自分たちで立ち上げた、民主的で活動的な組織として世界有数の規模を誇る農業関連NGOです。

FNCとはスペイン語で「コロンビアコーヒー生産者連合会(Federación Nacional de Cafeteros de Colombia)」の頭文字をとった略称。

コーヒー生産者とともに、コロンビアコーヒーが『The Richest Coffee in the World®』(世界一リッチなコーヒー)として認知向上されるよう活動しています。

コロンビア産コーヒーの品質管理、輸出促進を目的として様々な活動をしており、高い品質を維持している組織です。

すでに50万世帯を超えるコーヒー生産者が加盟しており、得た利益でインフラ整備や学校・病院などの建設を行っています。

産地によって味わいや特徴が異なるコーヒー大国

地域生産地特徴
北部・マグダレナ
・ノルテ・デ・サンタンデール
・カサナレ
やさしい酸味と深いコク
中部・ノルテ・デ・ヴァジェ
・カルダス
・リサラルダ
酸味や苦味のバランスが良い味わい
南部・ナリーニョ
・スール・デ・トリマ
・ウイラ
酸味の強さと甘い香り

主なコロンビア産コーヒーの生産地は大きく分けて3地域にわかれており、北部・中部・南部となっています。 

コロンビアで生産されているコーヒー豆の多くはアラビカ種で、最も有名で日本人にも多く飲まれている品種ですね。 

地域ごとに気温や標高などが異なるため、コーヒー豆の味わいや香りなどの特徴が変わってくるのです。 

ひつじの珈琲タイムのLINE公式アカウントがオープンしました!

コーヒータイムを彩るおすすめのコーヒー豆やアイテム、コーヒーの役立つ知識などについてご紹介しています。

LINE公式アカウントとお友だちになってくれた方限定で、特別プレゼント企画も準備中!

ぜひとも友だち登録してみてください♪

 

エメラルドマウンテンコーヒーの等級

awards_003

エメラルドマウンテンの等級はスクリーンサイズによって分けられており、後述するアルマカフェによって決められています。

コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)の関連会社

関連会社役割
ALMACAFÉ (アルマカフェ) コロンビア産コーヒー全ての品質管理 
BUENCAFÉ (ブエンカフェ) 世界最大規模となるフリーズドライコーヒー 
CENICAFÉ (セニカフェ) コーヒーの品質維持と向上を研究 
JUAN VALDEZ (フアン・バルデス) 生産者に帰属するコロンビアブランド 

先ほども軽くご紹介したコロンビアコーヒー生産者連合会はいくつかの関連会社があり、代表的なのがこの4つ。 

中でもコロンビア産コーヒー全ての品質管理をしており、等級を決めているのがアルマカフェという企業です。 

その他にも2つの関連会社と、コロンビア産コーヒーの専門ブランドなども存在します。

フアン・バルデスは全てがプレミアムコーヒーとして300以上のカフェが展開されています。 

エメラルドマウンテンコーヒーの格付けと等級

等級スクリーンサイズ
エクセルソプレミアム18
エクセルソスプレモ17
エクセルソマラゴジッペ17
エクセルソエクストラ16
エクセルソヨーロッパ15
エクセルソカラコル12
エクセルソUGQ14~15

アルマカフェによる格付けや等級は、コーヒー豆ごとのスクリーンサイズによって決まっています。

中でも「スクリーンサイズが16以上」のものと「カラコル」のみが、スペシャルティコーヒーとして取引されています。

その他の「ヨーロッパ」と「UGQ」は一般のコロンビアコーヒー豆として取引され、スクリーンサイズが13以下のものはコロンビア国内で消費されています。

[関連]コーヒー豆の等級(グレード)を生産国別に詳しく解説!

エメラルドマウンテンコーヒーの歴史

1730年頃がコロンビアコーヒーの起源

アラビカ種

コロンビアコーヒーの起源は1730年頃と言われています。東部タバヘにあるサンタ・テレサというキリスト教修道院に植えられたコーヒーノキが始まりだとされています。

1800年半ばには内陸部のサンタンデールでコーヒーの栽培が行われ、19世紀の終わりに差し掛かかってはコーヒー需要が増しました。

これによりサンタンデールの他アンティオキア、クンディナマルカなどで活発にコーヒー栽培が行われるようになりました。

1835年にコロンビアコーヒーの輸出が開始される

export_021

初めてコロンビアコーヒーが世界中に輸出されるようになったのは、1835年です。

19世紀の終わりにかけて熱帯で作られる大規模農園としてプランテーションが導入され、輸出量は徐々に増加。

20世紀においては、外貨の稼ぎ頭ともなり産出量は世界で第2位となりました。

水洗式のアラビカ種に限れば、生産量は世界一です。

[関連]【専門家監修】コーヒーのウォッシュド精製(水洗式)とは?特徴や味わい、精製手順について

1927年にコロンビアコーヒー生産者連合会が発足

1927年にコロンビアコーヒー生産者連合会が発足し、ここから徹底的にコロンビア産コーヒーの品質管理が行われるようになりました。

いくつかの企業に分けられて品質管理、インスタントコーヒーの研究、科学研究や技術開発が行われたのです。

世界一リッチなコーヒーとして認知されることを目的に、今では2,400名が稼働する組織となっています。

[関連]インスタントコーヒーのおすすめランキング

エメラルドマウンテンコーヒーの美味しい焙煎度と飲み方

中深煎りで深い甘みと苦味を味わう

roasting_009

エメラルドマウンテンをより美味しく味わうならば、焙煎度合いは中深煎り(フルシティーロースト)にするのがおすすめ。

特徴的な甘みをしっかりと感じながら、酸味や苦味などもバランス良く感じられる味わいとなります。

コーヒー豆本来の香りは香ばしく、飲むとフルーツや花のような芳醇な香りしていきます。

非常に飲みやすく、落ち着きのある上品さが感じとれます。コーヒーの良さを知ってもらうためにも、ぜひ一度、ストレートで味わってもらいたいコーヒーです。

[関連]中煎りコーヒーのおすすめランキング!

[関連]深煎りコーヒーのおすすめランキング!

ミルクや砂糖と合わせても美味しく飲める味わい

milk_001

ブラックのままエメラルドマウンテンを味わうのも当然良いのですが、ミルクや砂糖との相性も抜群。 

甘みの中にはチョコレートのような甘みも感じられるコーヒーなので、より甘さを感じられるようになります。 

それでも後味はくどくなくスッキリと飲めるようなトロピカル感も残されています。 

[関連]コーヒーシュガーの人気おすすめランキング

[関連]コーヒーフレッシュ(コーヒーミルク)のおすすめランキング

まとめ

エメラルドマウンテンの特徴はトロピカルな甘さと華やかな香りなのですが、くどい甘さや香りはありません。

酸味や苦味もほどよい味わいになっているので、初心者にもおすすめしたいコーヒーなのです。

とても高級な味と香りですが、日本では手軽に入手できるようになっているのでぜひ試してみてください!

▼あなたにおすすめの記事▼

9月のおすすめコーヒー豆も要チェック!

この記事を監修した人

ogawashou

小川 将

コーヒー焙煎士

珈琲屋。北海道札幌市在住。同市内Coffee shopにて勤務。10代の頃よりコーヒーの魅力に目覚め、アメリカやカナダ等、国内外を問わず珈琲を飲み歩く。

この記事を書いた人

sora

sora

編集部ライター

喫茶店で豆を選んでみたり、淹れ方を変えてみたりと至高の一杯に出会うために日々コーヒーを飲んでいる編集部ライター。
あまりにもコーヒーが好きすぎて薄めて飲むようになりました。
薄いコーヒーは麦茶の味。カフェイン中毒にならない程度にがぶ飲みしつつ記事を書いています。

-コーヒーの特徴と淹れ方
-,