コーヒーコラム

【専門家監修】コーヒー豆の代表的な品種・3大原種と産地の違い

コーヒー豆の品種

普段飲んでいるコーヒーがどの品種なのかをご存知ですか?

コーヒーの味や香りは、産地・精製方法・焙煎度合い、さらには豆の品質など、あらゆる要因によって変化します。

しかし、実のところ根本的な違いは、コーヒーの品種から始まっているのです。

品種と言えばアラビカ種やロブスタ種が有名ですよね。コーヒーには3大原種と呼ばれるものがあり、そこから多くの品種が生まれました。

そこで今回はコーヒーの味に大きく影響する品種について解説いたします。

普段とは違った角度でコーヒーを見てみるのも楽しいものですよ。

この記事を監修した人

okada

岡田 滉平

SCAJ認定コーヒーマイスター/SFCA認定コーヒーソムリエ/JCQA認定コーヒーインストラクター3級/日本創芸学院認定コーヒーコーディネーター

はじめまして、バリスタの岡田です。現在は、カフェでバリスタをしながら、自分のブランド「DREAMERS COFFEE」を運営し、イベントへ出店したり、オーダーメイドのブレンド豆をEC販売したりしています。

この記事を書いた人

メグアオ

メグアオ

フリーライター

かつてウィーンで本場のカフェ文化に触れ、その後北部タイで薫り高いコーヒーを味わって以来、コーヒーに心魅かれる。その想いが募り、美味しいコーヒーを追求して2年間の東南アジア・東アジア放浪の旅へ。

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コーヒー3大原種

コーヒーの味を決定づける品種。

その根源となる3大原種にはそれぞれに特徴があり、まったく異なる個性を持っています。

それでは、一つひとつ詳しく見てみましょう。

風味豊かでコーヒー豆生産量の約60%~70%を占めるアラビカ種

アラビカ種

透明感のある上質なテイストと風味豊かなアラビカ種。正式名称は「コフィア・アラビカ」です。

アラビカ種はとてもセンシティブな品種。

5つの栽培条件(気温・降水量・土壌の質・日当たり・寒暖差)が整って、初めて良質なコーヒー豆を育てることができます。

植物を苦しめるさび病にかかりやすく、霜や乾燥にも弱い特徴があります。

このように病気や気候への耐性が低いため、栽培が難しい品種とされています。

その分、アラビカ種は他の品種よりも風味が良質で値段も高めです。

コーヒー豆全生産量の約60%~70%を占めており、おもに高品質なレギュラーコーヒーとして販売されています。

エチオピアで自生していたアラビカ種

エチオピア

由来や歴史には諸説ありますが、6〜9世紀頃にエチオピアで発見されたのが起源と言われています。

現在のエチオピア高原にあたる旧アビシニア高原で、自生するコーヒーノキが発見されたことが広く伝わっています。

当初、コーヒーは滋養強壮のための食用や薬用に用いられていました。

その後、コーヒーノキがイエメンに渡って以来、本格的な栽培が開始され食用として世界中に広まるきっかけとなりました。

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病気に強くコーヒー豆生産量の約30%~40%を占めるカネフォラ種(ロブスタ種)

ロブスタ種

カネフォラ種の正式名称は「コフィア・カネフォラ」です。

しかし、一般的にはカネフォラ種の代表品種「ロブスタ」として知っている方が多いかもしれません。

病気に強く高温多湿の気候にも適応するため、強靭を意味するロブスタと名づけられました。

病気や高温多湿に強いだけでなく、1,000m以下の低地でも育つことや成長の速度が早いなど、栽培がしやすいのです。

そのため、過去に病害で大打撃を受けたアラビカ種の栽培地域でも積極的に栽培がされています。

苦味が強くアラビカ種よりも酸味や風味が劣りますが、値段が安い傾向。

インスタントコーヒー・コーヒー飲料・ブレンドコーヒーなどの原材料の需要が増加したことで、20%ほどのシェアも30%~40%に拡大しています。

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アフリカのコンゴが原産のカネフォラ種

コンゴ

カネフォラ種(ロブスタ種)は19世紀にアフリカのコンゴで初めて発見されたと言われています。

低地での栽培が可能で病気に強く、アラビカ種と比べて栽培条件が厳しくないことから、生産量を増やしやすいのが特徴的です。

このような強みを持つカネフォラ種は、1900年ごろにヨーロッパのベルギーに渡ってから、世界中のあらゆる地域に広がりました。

アラビカ種よりも遥かに歴史は浅いものの、当時すでにコーヒーは広く普及していたため、カネフォラ種の流通量も急速に拡大したことは言うまでもありません。

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コーヒー豆生産量の約1%の希少なリベリカ種

リベリカ種

日本で流通している品種はアラビカ種とカネフォラ種のため、リベリカ種(Coffea liberica)の名前を初めて知ったという方は多いかもしれませんね。

リベリカ種は苦味が強く風味が劣るうえにさび病にも弱いため、生産量はわずかであり市場で見ることはまれです。

しかし気温・湿度・標高などの生育条件は比較的厳しくないため、西アフリカ諸国やアジアの一部で栽培し続けています。

リベリカ種はほとんどがヨーロッパと国内消費で、それ以外の国に広く出回ることはレアケース。お目にかかることが難しい品種とも言えます。

アフリカのリベリアが原産のリベリカ種

リベリカ種はその名前の由来となる、アフリカのリベリア共和国で19世紀の終わりに発見されました。

比較的新しい原種であるものの、病気に弱くアラビカ種やカネフォラ種に比べ風味も劣ります。

そのため人気がなく、世界中に広く普及していません。

過去さび病により壊滅的な被害を受けたフィリピンが、リベリカ種へ転換した経緯があります。

それをきっかけに、現在はフィリピンを中心にマレーシアやインドネシアなどの東南アジアで栽培が広まっています。

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コーヒーの品種は200種類以上

コーヒーの品種

アラビカ種やカネフォラ種から派生したコーヒーは多くあり、驚くことにその数は200種類以上と言われています。

たくさんの種類があれば、その分いろいろなコーヒーの味を楽しむことができますよね。

ただ、なぜこれまでにも豊富な種類に発展したのかも気になるところです。

そこで、200以上ある品種の中でも、特に有名な品種をご紹介します。

アラビカ種系のコーヒー品種

コーヒーチェリー

アラビカ種にはかなり多くの品種があるため、その一部をご紹介します。

ティピカ種

アラビカ種から非常に多くの品種が派生していますが、そのルーツともなるのがティピカ。

アラビカ種で最も古く、エチオピアとイエメンに原種を持つ歴史ある品種です。

酸味・香り・風味・コクバランスが良く優質なものの、さび病などの病気に弱く生産性が悪いため、栽培量が年々減少しています。

コロンビアを中心に100%ティピカのコーヒー豆が栽培されていましたが、1967年以降はティピカの突然変異や品種改良した後継の栽培品種が広く流通しています。

その代表的な銘柄にはブルーマウンテンやコナがあります。

今となっては市場に流通することが稀であり幻のコーヒー豆とされるティピカ種ですが、優れた風味や味わいを持つため、復活させようとする動きも見られます。

[関連]【専門家監修】ティピカ種とは?コーヒー品種の特徴と味わい、歴史について

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スマトラ種

インドネシアのスマトラ島で発見されたティピカの突然変異種です。

力強い苦みとコクで魅了する高級銘柄のマンデリンに含まれる品種でもあります。

ティピカ100%よりもさび病への耐性があり、生産性が高いのが特徴です。

過去、インドネシアでさび病が蔓延した際に耐えた品種と言われています。

またブラジルで栽培されているムンドノーボは、スマトラの子供にあたる品種で、スマトラとブルボンの交配種として生まれました。

ムンドノーボはスマトラの良質な性質を引き継ぎ、さび病への耐性・栽培環境への適応性・生産性の高さが特徴的でブラジルを代表するコーヒー豆としても有名です。

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ブルボン種

インド洋に浮かぶレユニオン島で発見されたティピカの突然変異種です。

当時フランス領であったレユニオン島は、フランス革命によって命名されたもので、それまではブルボン島という名称でした。この島名にちなんで名づけられたと言われています。

コーヒー豆は小さな丸い形状で優れた香りがあり、濃厚なコク・甘み・風味のバランスの良さが特徴的です。

収穫量はティピカより多いものの耐病性が低いため、100%ブルボン種の市場販売はとても希少になっています。

現在はブルボン種をベースに品種改良が進められています。突然変異種の豊富さも目立ち、中でもカトゥーラやパカスが有名です。

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ゲイシャ種

エチオピアのゲシャ村で見つかったゲイシャ種は、ゲシャから訛っていくことによってゲイシャ種と呼ばれるようになっています。

昨今人気の高いスペシャルティコーヒー豆などもゲイシャ種は非常に多く、日本で見ても非常に上質なコーヒー豆として知られるようになっています。

2004年に開催されたコーヒーの国際品評会(ベスト・オブ・パナマ)にて、エスメラルダ農園が出品したゲイシャ種が最高価格で落札されたことで、一気に注目される存在となりました。

収穫量が少ないのでなかなかお目にかかれる状況ではないですが、希少価値が高いだけあって上質なコーヒーの味わいを楽しめます。

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カネフォラ種(ロブスタ種)系のコーヒー品種

コーヒー豆 生豆

広く知られるロブスタ種をベースにカネフォラ種について、ご紹介します。

コニロン種

コーヒーの最大生産国として有名なブラジルですが、そのエスピリトサント州で、比較的最近になって発見されたロブスタの突然変異種がコニロンです。

ブラジル国内で消費されているため、生豆の状態で輸出されることはほとんどなく、ほぼブラジルでのみ栽培されています。

ブラジルで生産される他の品種と同じように、風味・香り・コク・苦味のバランスが良く、クセがないためブレンド用の豆として用いられています。

ブラジルではコニロンの最大生産地域であるエスピリトサント州が、2021年5月付で、ブラジル知的財産庁の地理的表示保護制度に登録されました。

これは知的財産を保護する制度のひとつで、その地域で継承する文化的遺産に値するブランドの評価価値を取得するものです。

栽培環境は標高500~1,400m、年間平均気温18 ~22℃、年間平均降水量1,000~1,600mm、コーヒーの植付けや収穫に至るまで手作業で行うことが条件となります。

ウガンダ種

ウガンダ共和国ではアラビカ種とウガンダ種(カネフォラ種)が栽培されています。

ただ、生産量はウガンダ種が圧倒的に多く、国内のコーヒー生産量のうち約8割を占めています。

ビクトリア湖周辺に栽培地が集まり、マサカ地域・メンゴ地域が主要産地です。

ウガンダ共和国は国土の大半が標高1,000m以上で、必然的にウガンダ種も標高1,000m~1,500mの高地で栽培されています。

一般的なカネフォラ種の栽培地域よりも標高が高いため、ほどよい酸味がプラスされた個性的な味わいが特徴です。

かつてイギリスの植民地だったウガンダ共和国は、おもにイギリスを中心としたヨーロッパ圏に集中してウガンダ産コーヒー豆を輸出しています。

しかしウガンダ種に限っては、日本国内でもインスタントコーヒーや缶コーヒーなどの原材料として使用されています。

ロブスタ種

カネフォラ種=ロブスタ種というイメージが広がっているほど知名度の高いロブスタですが、実際にはカネフォラ種の変種として生まれた品種です。

ロブスタがカネフォラ種の中で最も生産量が多いことから、代名詞的な存在となっているようです。

ロブスタは、アラビカ種と比べて栽培しやすい条件を持ち生育しやすい品種です。

生産性の高さからロブスタの栽培農家が増える中、病害に襲われた栽培地のロブスタへの転向も加わり、生産シェアが年々拡大されつつあります。

風味はアラビカ種よりも劣るものの、カフェインの強さや苦味が際立っているため、他のカネフォラ種と同様ブレンド用やコーヒー飲料の原材料として多く使用されています。

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コーヒー豆は耐病性重視の品種改良で多くの種類が生まれた

コーヒー豆には突然変異でできたものや、人工的に交配した品種が多様に存在します。

中でも品種改良の多くは耐性が強く、栽培しやすい品種作りを目的として行われます。

多くの栽培農家が苦しめられていることから、その理由もうなずけますね。

代表例はカトゥアイ種

カトゥアイ種

その代表的な例のひとつとして、カトゥアイが挙げられます。

カトゥアイは複雑な交配で生まれた品種で、カトゥアイ種の親にあたるカトゥーラ種ムンドノーボ種も突然変異種と交配種なのです。

カトゥーラはブルボン種の突然変異種、ムンドノーボは先ほど説明したとおり、ブルボン種とスマトラ種の交配種です。

このアラビカ種同士の人工交配は、病気への耐性・栽培方法の容易さ・生産性の高さなどが揃い、優質な特性を引き出した品種として実現しました。

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アラビカ種とカネフォラ種の人工交配種が誕生

人工交配

風味が良質なアラビカ種と病気や気候の耐性に強いカネフォラ種の掛け合わせは、かねてより期待されていました。

しかし、それぞれの染色体の数が異なるため不可能だと言われていました。

それが再び、近年になって研究が進み、その人工交配種が登場したのです。

人工交配種ルイル11

ルイル11はケニアで開発された、究極の人工交配種とも言える品種で、アラビカ種とカネフォラ種を複雑に掛け合わせたものです。

親にあたるのはカティモールと複数品種。

カティモールもまたカトゥーラとティムティムの人工交配種です。

ティムティムとは次の項で説明するアラビカ種とカネフォラ種のハイブリッド種です。

ルイル11は耐病性に強く、さび病や炭疽病に強い耐性を持っています。

人工的に作られたハイブリッド種のコーヒー豆

コーヒー豆

アラビカ種とカネフォラ種を原種とした品種を先ほどご説明しましたが、それ以外にも人間の手を加えて生まれたハイブリッド種のコーヒー豆がいくつもあります。

その代表的なものを2つご紹介しましょう。

アラモサ

ブラジルのダテーラ農園とサンパウロ州立カンピーナス大学研究所が共同開発した、アラビカ種とラセモサ種の交配種です。

アラモサの親となるラセモサ種は、粒状の丸い形状をしたとても小さなコーヒー豆です。

ダテーラ農園ではさらに研究を重ね、低カフェインのアラモサOpus1が生まれています。

Opus1のカフェイン含有量は100%アラビカ種の半分程度になります。

ティムティム(TimTim)

東ティモールで発見された品種で、アラビカ種のティピカとカネフォラ種のロブスタから誕生した奇跡とも言える自然交配種です。

マンデリンの生産地として有名なスマトラ島のアチェ州に植えられて以降、さび病に耐性があることから、東南アジアのみならず中南米でも広く栽培されています。

コーヒー豆の形状は細長く、葉が大きめなのが特徴的で、マンデリンにもティムティムを使用するものがあります。

ティムティムは現在人工交配に広く使われ、ハイブリッド種の根源とも言える存在です。ルイル11も、元をたどればティムティムが由来になっています。

まとめ

200通り以上の品種を持つコーヒー。自然交配や品種改良など派生的に生まれたものが多岐にわたっています。

一つひとつルーツをさぐってみると、そこには3大原種にたどりつくまでにさまざまなストーリーがあり、コーヒーの奥深さを感じられます。

そのうえで嗜むコーヒーは、味わいもひとしおですよね。

現在、世界各国でコーヒーの研究や開発が行われています。品種改良が進めば、たくさんの美味しいコーヒーに出会えるチャンスも多くなるはず。

種類もより一層豊富になり、お気に入りの品種探しも楽しみのひとつになるかもしれませんね。

今回ご紹介した中で気になる品種があったら、ぜひ味わってみてください。

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この記事を監修した人

岡田

岡田 滉平

SCAJ認定コーヒーマイスター/SFCA認定コーヒーソムリエ/JCQA認定コーヒーインストラクター3級/日本創芸学院認定コーヒーコーディネーター

コーヒーに目覚めたのは、大学3年の夏、アメリカのポートランドで飲んだ1杯がきっかけ。
はじめは、趣味でコーヒーを楽しんでいましたが、ワークショップでハンドドリップやラテアートなどを学ぶうちに、コーヒーへの熱が高まり、いまに至ります。

この記事を書いた人

メグアオ

メグアオ

フリーライター

かつてウィーンで本場のカフェ文化に触れ、その後北部タイで薫り高いコーヒーを味わって以来、コーヒーに心魅かれる。その想いが募り、美味しいコーヒーを追求して2年間の東南アジア・東アジア放浪の旅へ。各国カフェタイムの過ごし方はさまざま。カフェ空間が人々にもたらす癒しや活力、その奥深さに魅力を感じながら、コーヒーへの探求心はなおも続く。

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